魔女の呪いから逃れられるのか―『アガサ・クリスティー 蒼ざめた馬』吹替版が日本初放送

ミステリーの女王、アガサ・クリスティーの原作を斬新なアレンジでドラマ化したダークでスリリングな人気シリーズの最新作『アガサ・クリスティー 蒼ざめた馬』。その日本語吹替版がNHK総合にて日本初放送。

アガサ・クリスティー原作に斬新なアレンジを加え、ダークで怪しげな独特の魅力を持つ作品を生み出している脚本家サラ・フェルプス。BS プレミアムで放送した『そして誰もいなくなった』など4作品に続く最新作がNHK総合に登場。

1961年のロンドン。古美術商のマークは美しい妻と再婚したが、1年前に浴室の事故で亡くなった前妻デルフィーヌのことが忘れられずにいた。ある日、街角で病死らしき女性の遺体が発見され、靴の中から謎の人名リストが見つかる。そこにはマークの名前もあった。リストの人物が次々と亡くなっていくなか、身の危険を感じ、その謎を調べていたマークはマッチ・ディーピングという村にたどりつく。村で占いをしている風変りな3人の女性は、人を呪い殺すことができる魔女だというウワサがあり...。

魔女の呪いというオカルト的な要素を含む本作で死のリストの謎を調べる主人公マークを演じるのは、『女王ヴィクトリア 愛に生きる』や『ジュディ 虹の彼方に』などに出演するルーファス・シーウェル。その他、カヤ・スコデラーリオ(『メイズ・ランナー』)、バーティ・カーヴェル(『女医フォスター』)、キャシー・キエラ・クラーク(『ブラディ・サンデー』)らが出演。

原作とは異なり、マーク自身の名がリストに載っており、リストの謎の解明は自分の命がかかった時間との戦い。呪いの存在を否定しながらも、次の犠牲者になる恐怖に追い詰められていくマークの心理描写に引き込まれていく。

『アガサ・クリスティー 蒼ざめた馬』放送情報

NHK総合(全2話)
3月13日(日)&20日(日)23:00より放送スタート
※放送日時は変更になる場合があります

(海外ドラマNAVI)

Photo:

『アガサ・クリスティー 蒼ざめた馬』© Agatha Christie Limited