ウォーカーが蔓延る世紀末的な世界で、生存者たちが壮絶なサバイバルを繰り広げる『ウォーキング・デッド』。そのファイナルシーズンPart2のエピソードにはタイムジャンプが描かれ、多くの疑問を投げかける構成となっている。（※本記事はシーズン11第9話のネタばれを含むのでご注意ください！）
米AMCにて2月20日（日）に放送された第9話「行き詰まり（原題：No Other Way）」の後半で、6カ月先へタイムジャンプする展開に。その時制では、ダリル（ノーマン・リーダス）とマギー（ローレン・コーハン）が対立する関係にあり、ヒルトップのゲートの外でコモンウェルスの白い鎧を身に着けたダリルと、彼が門を通ることを拒否するマギーの姿が。そして、事態が暴力的になることがほのめかされている。
米Entertainment Weeklyのインタビューに応じたショーランナーのアンジェラ・カンが、タイムジャンプで示唆されたダリルとマギーの関係について語っている。
「ダリルは軍隊に加わったので、それが何を意味するのか視聴者はすぐにわかるのではないでしょうか。ですが現在、彼はコモンウェルス軍の一員です。それは間違いなくダリルを異なる状況に置き、マギーと対立する可能性があります。その6カ月の間にマギーがヒルトップに留まったか、または隠れていたことは明らかです。一方で、他のみんながどこへ行き着いたかは知る由もありません。このシーズンの初めでは融通が利かない状態が続き、第9話の終わりで下した決断のように、マギーとダリルが真っ二つに分かれたことは歴然です。そして、おそらく二人の分裂は将来的にいくつかのことに影響を与えるでしょう」
また、カンはマギーの精神状態について、「今、マギーは決断を下すべき時期にいて、現時点で彼女はチームプレイヤーではありません」とも述べていた。
『ウォーキング・デッド』ファイナルシーズンはPart1～Part3の3部構成からなり、日本ではDisney+（ディズニープラス）のスターにてPart2（第9話～第16話）が独占配信中。（海外ドラマNAVI）
