全米視聴率ランキングで、ストリーミングのトップ10(ニールセン調べ)が発表された。
2022年1月24日(月)から1月30日(日)までの順位は以下の通り。
<総合>
1.『オザークへようこそ』(Netflix/計37話)...40億9500万分
2.『ミラベルと魔法だらけの家』(Disney+/計1話)...13億6100万分
3.『NCIS~ネイビー犯罪捜査班』(Netflix/計354話)...7億9600万分
4.『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』(Disney+/計5話)...7億4400万分
5.『クリミナル・マインド』(Netflix/計320話)...6億6200万分
6.『窓辺の女の向かいの家の女』(Netflix/計8話)...6億5000万分
7.『ココメロン ~うたってまなぼう~』(Netflix/計15話)...6億4100万分
8.『アーカイブ81』(Netflix/計8話)...4億6200万分
9.『今、私たちの学校は...』(Netflix/計12話)...4億4800万分
10.『ホーム・チーム』(Netflix/計1話)...4億4300万分
<オリジナルドラマ>
1.『オザークへようこそ』(Netflix/計37話)...40億9500万分
2.『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』(Disney+/計5話)...7億4400万分
3.『窓辺の女の向かいの家の女』(Netflix/計8話)...6億5000万分
4.『アーカイブ81』(Netflix/計8話)...4億6200万分
5.『今、私たちの学校は...』(Netflix/計12話)...4億4800万分
6.『コブラ会』(Netflix/計40話)...3億9500万分
7.『イン・フロム・ザ・コールド』(Netflix/計8話)...3億4900万分
8.『ウィッチャー』(Netflix/計16話)...3億1500万分
9.『ザ・ジレンマ: もうガマンできない?!』(Netflix/計29話)...3億900万分
10.『チアの女王』(Netflix/計15話)...2億8700万分
<非オリジナルドラマ>
1.『NCIS~ネイビー犯罪捜査班』(Netflix/計354話)...7億9600万分
2.『クリミナル・マインド』(Netflix/計320話)...6億6200万分
3.『ココメロン ~うたってまなぼう~』(Netflix/計15話)...6億4100万分
4.『グレイズ・アナトミー』(Netflix/計383話)...4億2500万分
5.『となりのサインフェルド』(Netflix/計171話)...4億700万分
6.『SUPERNATURAL スーパーナチュラル』(Netflix/計328話)...3億9400万分
7.『ブルーイ』(Disney+/計87話)...3億4300万分
8.『BONES -骨は語る-』(Hulu/Amazon/計246話)...3億2900万分
9.『Dr. HOUSE -ドクター・ハウス-』(Amazon/計178話)...3億1700万分
10.『ママと恋に落ちるまで』(Hulu/計208話)...3億1600万分
<映画>
1.『ミラベルと魔法だらけの家』(Disney+/計1話)...13億6100万分
2.『ホーム・チーム』(Netflix/計1話)...4億4300万分
3.『アイス・エイジ バックの大冒険』(Disney+/計1話)...3億4700万分
4.『エターナルズ』(Disney+/計1話)...2億5100万分
5.『ロイヤル・トリートメント』(Netflix/計1話)...2億3100万分
6.『ミュンヘン: 戦火燃ゆる前に』(Netflix/計1話)... 2億分
7.『モンスター・ホテル 変身ビームで大パニック!』(Amazon/計1話)...1億9400万分
8.『モアナと伝説の海』(Disney+/計1話)...1億8700万分
9.『ドント・ルック・アップ』(Netflix/計1話)...1億6500万分
10.『アナと雪の女王』(Disney+/計1話)...1億300万分
配信のランキングでは、レーティングと視聴者数によって順位が決まる放送番組と違って、期間中に視聴された時間の長さが鍵を握る。その時間の長さは1話平均でなく配信中の全エピソードを合わせたもののため、話数が多ければ多いほど有利になる計算だ。各配信の「オリジナルドラマ」「非オリジナルドラマ(放映権を獲得した他社作品)」「映画」という3つのジャンルと総合のランキングをそれぞれご紹介しよう。
総合部門では、1月21日(金)にシーズン4のパート1が配信スタートとなった『オザークへようこそ』が、視聴時間40億9500万分と他の追随を許さない圧倒的な人気で2週連続首位をキープ。ファイナルとなるシーズン4は2部にわかれての配信となるが、先日、パート2のティーザー映像と共に配信日が4月29日(金)と発表された。妻や子どもらを連れてシカゴ郊外からミズーリ州のオザーク高原にあるサマーリゾート地に引っ越してきたファイナンシャルプランナーのマーティ。引っ越しの理由は、麻薬組織のボスの怒りを鎮めるためであり、この地でマーティはマネーロンダリングを行い暗黒の世界にどんどん足を踏み入れていくというストーリーだ。
オリジナルドラマ部門で先述の『オザークへようこそ』に次ぐ2位は、1月26日(水)に第5話が配信された『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』に。本作は映画『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』で初登場した賞金稼ぎボバ・フェットを主人公に、『マンダロリアン』シーズン2の後の出来事を全7話構成で描く。3位は1月28日(金)配信スタートの『窓辺の女の向かいの家の女』。主人公は悲劇ですべてを失ったアン。ワイン片手に自分とは関係のない人の人生を窓から見ているだけの生活を送っていた彼女の家の向かいに、ある日、ハンサムな男性と彼の娘が引っ越してくる。彼らを見つめ続けていたアナが目撃した恐ろしい光景は本当の殺人か不安定な心が見せた幻覚か――。『ヴェロニカ・マーズ』や『グッド・プレイス』のクリステン・ベルが主演・製作総指揮を務めるダークコメディ・スリラーとなっている。ポッドキャストを原作としたホラーシリーズ『アーカイブ81』は、前週2位から4位にダウン。5位には28日に解禁となった韓国発のゾンビホラー『今、私たちの学校は...』が初登場。高校を舞台に、またたく間に広がるゾンビウイルスの恐怖を描く同名の大人気ウェブ漫画を原作としたスリル満点の注目作だ。トップから前週3位に順位を落としていた『コブラ会』は、この週さらに下げて6位としている。7位に登場したのはスパイサスペンス『イン・フロム・ザ・コールド』で、こちらも28日に配信スタート。ロシアのスパイだった過去を捨てアメリカで暮らすシングルマザーが、愛する家族と暮らしつつ、他人になりすます能力を駆使して敵と戦う二重生活を強いられることになる。その他、『ウィッチャー』が前週6位から8位に、リアリティ番組『ザ・ジレンマ: もうガマンできない?!』が7位から9位に、同じくリアリティ番組『チアの女王』が4位から10位へとそれぞれランクダウンとなっている。
非オリジナルドラマ部門のトップ3は、1位に現在本国にてシーズン19が放送中の『NCIS~ネイビー犯罪捜査班』、2位に15シーズン続いた犯罪捜査ドラマ『クリミナル・マインド』、3位に子ども向けTVアニメ『ココメロン ~うたってまなぼう~』となっている。また、前週ランクインしていた『ダウントン・アビー』と『ギルモア・ガールズ』が姿を消し、代わって、FBI捜査官と法人類学者の男女バディが難解事件の糸口を見つけ出していく『BONES -骨は語る-』(8位)と一風変わったメディカルドラマ『Dr. HOUSE -ドクター・ハウス-』(9位)がランクイン。
映画部門では、相変わらず『ミラベルと魔法だらけの家』が1位をキープしている。また、前週圏外からトップ10入りを果たしたのは4作品。1本目は、28日に配信開始で2位につけた『ホーム・チーム』。停職処分を受けたNFLコーチが息子の所属する少年アメフトチームのコーチを務めることになり、次第に息子との絆を深めていく、実話に基づいたファミリーコメディ。2本目は3位の『アイス・エイジ バックの大冒険』。氷河期を舞台にマンモスのマニーやナマケモノのシドたちが繰り広げるクレイジーな大冒険を描くアドベンチャーシリーズ『アイス・エイジ』の3作目で、日本ではDisney+にて3月25日(金)より独占配信開始を予定している。3本目は、21日(金)に配信スタートで6位となった『ミュンヘン: 戦火燃ゆる前に』。1938年のミュンヘン会談に、それぞれイギリスとドイツの政府団に参加した旧友の2人が、ナチスの極秘情報をめぐり秘密裏に奔走する姿を描いたスパイサスペンスとなっている。4本目は10位に滑り込んだ『アナと雪の女王』。本国アメリカで2013年に公開され、Disney+で配信中の本作だが未だに高い人気を誇っている。(海外ドラマNAVI)
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『オザークへようこそ』©STEVE DIETL/NETFLIX