チャーリー・コックス、Disney+移行の『デアデビル』子ども向け版製作はあり?!

Netflixでの配信が終了し、今後についての注目が集まっていた『Marvel デアデビル』だが、Disney+(ディズニープラス)が新たな配信先となった。本作は残忍な暴力と成熟した内容で知られているが、主演を務めるチャーリー・コックスが少し過激な表現を抑えた新『デアデビル』の可能性について語った。米Varietyが報じている。

『Marvel デアデビル』『Marvel ジェシカ・ジョーンズ』『Marvel ルーク・ケイジ』『Marvel パニッシャー』『Marvel アイアン・フィスト』『Marvel ザ・ディフェンダーズ』などの視聴が今後、世界中のDisney+で可能になるとしているが、ディズニーはペアレンタルコントロール設定で、ユーザーとその家族に最適な視聴体験を保証する機能を合わせて提供していくと発表している。

主演のチャーリーもその点について述べた。「マーベルの人々なら(過激度を減らすようなことを)やりかねないだろうね。僕は彼らがこれまでにしてきたことすべてのファンだから、過小評価することは全くない。だから、より子ども向けバージョンの『デアデビル』を作りたかったら、これまでやってきたことと完全に調和するような方法を見つけて、製作してくれることを支持したい。もしかしたら血のシーンが少なくなるかもしれないし、何かしら変更があるかもしれない。でも、その決断をサポートするよ」

ファンは長い間、本作のシーズン4の製作を望んできた。今後何かしら製作されるとすれば、デアデビル主人公のソロ映画にもなり得るし、さまざまなMCU映画やドラマでも脇役を演じたりすることもできる存在だ。

「子ども向けに少し変えても絶対うまくいくと思う。でも、『デアデビル』が『スパイダーマン』のように家族で見られる優しい内容で大成功することはないだろう」とチャーリーは言う。「分かってもらえるかな? そこがポイントなんだ。キャラクターの年齢、キリスト教の罪悪感、女性遍歴とか考えるともう少し大人向けというか、そうでなければならないような気がする」と自身の考えを述べた。

今年1月に日本でも公開されたMCU最新作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』にて、チャーリーはデアデビルのスーツ姿ではなく、昼の顔である弁護士マット・マードックとしてカメオ出演を果たした。わずかな時間の登場だったが、これでチャーリーがマーベル・シネマティック・ユニバースに出演し続けるための扉は明らかに開かれた。それは彼の『デアデビル』をもう少しライトな感じにすることも示唆しているのかもしれない。(海外ドラマNAVI)

Photo:

チャーリー・コックス©NYKC/FAMOUS