Netflixで先週最も見られたTVシリーズTOP10を英語作品と非英語作品に分けて、ご紹介。先週最も人気の海外ドラマとは...!? 『ラスト・キングダム』の勢いが止まらない英語作品ランキングには、ラッパーのドレイクが製作総指揮を務める『トップボーイ』の新シーズンが初登場。さらに『バッド・ヴィーガン: サルマ・メルンガイリスの栄光と転落』をはじめドキュメンタリーシリーズがアツい!
3月14日から3月20日のNetflix人気ランキングは以下の通り。
Netflix英語作品TOP10
1位 ラスト・キングダム シーズン5 ↑
2位 彼女のかけら シーズン1 ↓
3位 令嬢アンナの真実 →
4位 Formula 1: 栄光のグランプリ シーズン4 ↑
5位 バッド・ヴィーガン: サルマ・メルンガイリスの栄光と転落
6位 TABOO シーズン1 ※日本未配信
7位 トップボーイ シーズン2
8位 ヴァイキング ~ヴァルハラ~ シーズン1 ↓
9位 タイラー・ヘンリーの死後の世界 シーズン1
10位 グッドガールズ: 崖っぷちの女たち シーズン4 ↓
Netfli非英語作品TOP10
1位 社内お見合い シーズン1(韓国)↑
2位 二十五、二十一 シーズン1 (韓国) ↑
3位 Café con aroma de mujer シーズン1(コロンビア)※日本未配信 ↓
4位 未成年裁判 シーズン1(韓国) ↓
5位 今、私たちの学校は... シーズン1(韓国) ↓
6位 気象庁の人々: 社内恋愛は予測不能?! シーズン1 (韓国) ↑
7位 史上空前の強盗: ブラジル中央銀行金庫破り事件 シーズン1 (ブラジル)
8位 Yo soy Betty, la fea シーズン1(コロンビア)※日本未配信 ↑
9位 Lies and Deceit シーズン1(スペイン)※日本未配信 ↓
10位 39歳 シーズン1(韓国)
英語作品では、熱狂的ファンの多い『トップボーイ』シーズン2が初登場7位にランクイン。2011年と2013年にイギリスの公共テレビ局Channel4で放送され、人気を得ていたものの、打ち切りになってしまった本作。大ファンと自負するラッパーのドレイクがNetflixと共に救済に乗り出し、事実上のシーズン3製作が実現。これを機に、チャンネル4時代の二つのシーズンは『トップボーイ:サマーハウス』と改名され、2019年に配信開始された新シーズンからを『トップボーイ』としている。ロンドンのストリートギャングを描く本作の魅力の一つは、イギリス発祥のジャンル"グライム"はじめ、音楽シーンを牽引するアーティストが俳優として参加していること。主演を務めるAsher DやKanoなど、俳優の型にはまらず、表現者として圧倒的な演技をみせるキャストにご注目を。
5位にランクインした『バッド・ヴィーガン: サルマ・メルンガイリスの栄光と転落』が取り上げるのは、時代の先を行く高級ヴィ―ガンレストランとして瞬く間に世界一の人気店となった「ピュア・フード&ワイン」。従業員にも慕われローヴィ―ガンの女王とも呼ばれたサルマの前に、謎めいた一人の男が現れたことで、栄光から転落の道へと転げ落ち始める。全4話から成る本作にはNetflixドキュメンタリーを代表する『FYRE:夢に終わった史上最高のパーティー』で監督を務め『タイガー・キング』の製作総指揮を担当したクリス・スミスが参加。新たなヒットシリーズになりそうだ。
9位にランクインした『タイラー・ヘンリーの死後の世界』も同じくドキュメンタリーシリーズ。ハリウッドで人気霊媒師として活動し、なんと30万人以上が鑑定待ちしているというタイラー・ヘンリーが、より多くの人々に安らぎをもたらすため全米を巡る旅に。その中には、誘拐された過去が明らかになったタイラー自身の母も。摩訶不思議な体験に引き込まれるはず。
怖いもの見たさに、見始めたら止まらない実録ドキュメンタリーシリーズの人気ぶりは非英語作品でも。7位にはブラジル発の『史上空前の強盗: ブラジル中央銀行金庫破り事件』がランクイン。2005年、ブラジル5番目の都市ともいわれるセアラ州のフォルタレザにある中央銀行から、総額約1億6,500万レアル、重さ約3.5トンに相当する追跡不可能な50レアル札が盗み出される事件が発生。日本円にして80億円にも上る大金強奪計画の手口は約80メートルにも及ぶ長さの地下トンネルを使うというものだった...。まさに映画のような信じられない話を実際の関係者を交えて追う全3話。
(KanaKo)
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Netflixオリジナルシリーズ『トップボーイ』、『タイラー・ヘンリーの死後の世界』、『バッド・ヴィーガン: サルマ・メルンガイリスの栄光と転落』は独占配信中。