『ミディアム7』のアフレコスタジオに突撃した海外ドラマNAVI編集部。突撃取材の最終回は、女性キャスト陣をあたたかく支える男性レギュラー陣、ジョー役・清水明彦さん、スキャンロン刑事役 斉藤次郎さん、デヴァロス検事役 浦山迅さんのご登場です!
◆ジョー・デュボア役・清水明彦さん
――『ミディアム』のファンから「理想の夫」と呼ばれているジョーですが、演じていて逆にイラっとしたことはありますか?
あります!(笑)毎回イラっとしています。僕(ジョー)は何も"見えていない"ので、普通の妻と話していることでも、カンにさわることが多々あるんです。でも妻が霊能者だということを考えて話すとそれなりに配慮した対応になりますよね。相手を思いやったり気を使ったり、と。
――イライラっとしたときにワーッと怒るときがあるじゃないですか?そういうとき、演じていてスカッとしますか?
しません!しませんよー!ウワーッと怒って相手に怒りをぶつけても発散するような怒り方じゃないんですよあの人(ジョー)は。「何でわかってくれないんだ!」って怒り方をするけど、結局それをわかってもらえないから、余計イライラがたまる、と。さらに傷つけてしまうような怒り方をしてしまうと「分かってもらえない上に相手を傷つけてしまった」となってますますたまる。子どもたち相手のほうがまだ発散できてるかなあ。ただ、ウワーッと言ったあと、心と心が通じ合えたときには非常に清々しい気持ちになれますね。まあ、その後ピロートークになったりもしていますけどね(笑)
――アリソンと一緒にお風呂に入ってイチャイチャする場面もありましたよね?
何回かありましたね。最初の頃。今シーズンもつい先日ちょっとあったけど、ほとんどないですね。だって...(インタビュアーに向かって)夫婦で一緒にお風呂に入ったことありますか!?
――ないですね(爆)清水さんはあるんですか?
僕はありますよ。別にケンカした後で仲直りする目的とかそういうことじゃないですけど...えーっと...正直に答えました!あります!(笑)
――常にアリソンを支え続けたジョーですが、夫婦の関係で特に印象に残ったエピソードは?
支え続けた、というよりお互いに支えあっていたという感じかもしれません。一方的に支え続けたという感じは受けてないんです。とはいえ、僕も番組を見ている視聴者だったらきっと「ああ、なんて我慢強い旦那さんなんだ」って思うかもしれませんね。僕自身はあんなに忍耐力はないので、我慢できないかもしれませんが。
支える、支えられるという気持ちでは演じてないですね。奥さんと子どもたちのことを常に考えている、というか。仕事場より家族との場面のほうが多いので、それだけ家族のことを思いやっているんだな、と思います。
――子どもが"能力"を持ってしまったときってどうでした?
困りますねー。あの家で"普通の人"って僕だけなんですよ。アリソンには浮気しているところも見られるし、子どもたちにも「パパ、あれでしょ?」って見られてドキッとしているし。もしかしたらジョーにはそういうストレスもあったかもしれませんね。
――でも、一人だけ"見えてない"お父さんだからこそ安心しましたよ。
そうですか。それは嬉しいですね(笑)
★スキャンロン刑事役・斉藤次郎さん、デヴァロス検事役・浦山迅さんへのインタビューは、後ほど!