"首なし騎士"の伝説を描いたティム・バートンのゴシックホラー『スリーピー・ホロウ』のドラマ版パイロットが製作されることがわかった。
原作は、1820年に出版されたワシントン・アーヴィング著の短編小説「The Legend of Sleepy Hollow」。ニューヨーク郊外の村"スリーピー・ホロウ"で、首を切られた騎士が復活し、殺人を繰り返す。
米Deadline.comによると、ドラマ版パイロットでは、映画『スター・トレック』のアレックス・カーツマンとロベルト・オーチーが脚本を務め、20世紀フォックステレビジョンと共同で製作するとのこと。現代の"スリーピー・ホロウ"で、イカボッド・クレーンが女性保安官と協力して、謎に満ちた事件を捜査するというストーリーになるようだ。監督には『トータル・リコール』のレン・ワイズマンが決定している。
さらに、何と米CWも同作のドラマ化を検討中。こちらは、『ミッシング』のパトリック・マクマナスとグラント・シャーボが脚本を務め、やはり現代を舞台にした作品になるようだ。
前回のパイロットシーズンには、CWとABCが『美女と野獣』のドラマ版パイロットを同時期に製作し、CWがTVシリーズ化している。はたして、『スリーピー・ホロウ』はシリーズ化されるのか？ 誰が主役の座を射止めるのかも、気になるところだ。続報に期待したい。（海外ドラマNAVI）
Photo：ティム・バートン
