日本映画『バトル・ロワイアル』が米CWでドラマ化の可能性があると、米LA Timesが報じている。

2000年に公開された『バトル・ロワイアル』は、高見広春の小説が原作。深作欣二が監督し、藤原竜也や前田亜季らが出演した本作は、近未来の日本で、中学生たちが最後の1人になるまで殺し合いをするという過激なストーリーだ。アメリカで『バトル・ロワイアル』をドラマでリメイクしようという話は数年前からあった。しかしドラマ化するには高見広春の許可が条件となっており、その点が難航の原因になっているようだ。

ちなみにアメリカで大ヒットを記録して9月に日本で上映される映画『ハンガーゲーム』が、若者たちが殺し合うという内容で『バトル・ロワイアル』との類似点が指摘されている。

またCWは近未来を舞台に若者たちが戦うドラマ『The Selection』のパイロットの製作を進めていた。しかしこのパイロットは現在のところ、まだ完成していない。『バトル・ロワイアル』ドラマ版がアメリカで実現するのか、注目したい。(海外ドラマNAVI)