『THE MENTALIST/メンタリストの捜査ファイル』に出演していた女優が、共演者から受けたセクハラが原因で出番を大幅にカットされたとして、共演者の俳優と制作会社のワーナー・ブラザーズ・テレビジョン(WBTV)、キャスティング会社らを相手取り、訴訟を起こしていたことがわかった。
英Digital Spyによると、提訴に踏み切ったのはリハーサル中の代役を務め、エキストラ役で番組に出演していたシャネル・ハワード。シャネルは共演者のロニー・ムーアから日常的に自分と関係を持つよう強要されたり、わいせつな言葉をささやかれたりしていたという。
また、油断しているところを狙われ何度も胸やお尻などを触られるようになったことから、シャネルは昨年10月に番組の上層部にセクハラ被害を報告。しかし、翌月にはWBTVの弁護士から、セクハラ調査は終了した旨を一方的に告げられ、この直後から他の共演者から冷たい仕打ちを受けるなどの嫌がらせが始まったという。
それまでは週5日のペースで収録に参加していたシャネルだが、徐々に出番を減らされ、最終的には『メンタリスト』での仕事を失っただけでなく、登録しているキャスティング会社からも仕事を紹介してもらえなくなった、と訴えているようだ。
WBTVはこの訴訟に関して、今のところコメントを控えている。(海外ドラマNAVI)