アメリカの教育番組『セサミストリート』のアイドル的存在、エルモの声を担当し、パペット操るケヴィン・クラッシュ。ゲイであることをカミングアウトしている彼だが、未成年の男性と不適切な関係を持ったとの疑いが浮上し、番組を一時降板していることがわかった。
番組を製作する非営利団体セサミワークショップの関係者が米TMZに明かしたところによると、現在23歳の男性が同団体に接触し、自身が16歳の頃にケヴィンと性的関係を持ったことを主張。ケヴィンは同サイトに対し、その男性との関係は認めるも、関係を持ったのは彼が法的年齢に達してからだったと疑惑を否定した。
ケヴィンは米People誌に対し、自身の代理人を通じて、「僕はゲイだ。その事実を恥ずかしいと思ったことは一度もないし、隠そうとしたこともない。だがこれは個人的な問題だ」と文書でコメント。続けて、「彼との性的関係は、二人の大人の合意によって成り立っていた。彼が事実を作り変えていることが悲しい。番組を休んで、疑惑を払しょくする」と明かした。
ところが数日後、この男性が一転、ケヴィンとの関係は成人になってからだったとこれまでの供述を撤回した。晴れて無実となったケヴィンは「疑いが晴れ、安堵している」と語り、これ以上この件については語りたくない、とのコメントを出した。
ケヴィンは、男性に対し訴訟をする準備のため、しばらく降板の状態を続けるということだが、ケヴィンの"声"を待つ子どもたちのためにも一日も早く番組に戻ってきてもらいたい。(海外ドラマNAVI)