『ママと恋に落ちるまで』土壇場でジェイソン・シーゲルの続投が決定! シーズン9更新がほぼ確実に!

ジェイソン・シーゲル現在アメリカでシーズン8が放映中のCBS系人気シットコム『ママと恋に落ちるまで』。番組クリエイターが今シーズンでの放送終了をにおわせるなど、シリーズの存続が危ぶまれていたが、このほどようやくシーズン9更新が確実となった。さらに、シーズン8で番組を降板すると明言していた主要キャストのジェイソン・シーゲルは、一転して番組に留まることになりそうだ。

『ママと恋に落ちるまで』は2005年に放送を開始した大人気コメディ。父親テッドがティーンエイジャーの子どもたちに「母親」と出会うまでの紆余曲折をナレーションで語る構成になっており、母親が誰なのかがシリーズ最大の謎となっている。テッドの愉快な独身生活をたどる本作は、シーズン7で18~49歳の成人視聴者数1222万人という驚異的な数字をマーク。また、これまでにエミー賞を4年連続で受賞するなど、視聴者と批評家の双方から高い評価を受けてきた。

しかし、最近では8年たっても一向に「母親」が登場しないことに、徐々に人気が下降。今シーズンの視聴者数は870万人に減少した上、CBSとのライセンス契約が今期で切れること、番組クリエイターであるクレイグ・トーマスとカーター・ベイズ、そして5人の主要キャスト全員がやはり契約終了を迎えること、さらにマーシャルを演じるジェイソンが降板を表明したことが影響し、シーズン8での放送終了がさかんにささやかれていた。存続か終了かの決断を迫られた制作サイドは、CBSやキャストと交渉を重ねてきたが、ついにジェイソンを説得することに成功。彼が続投を決意したため、危機一髪のタイミングで放送終了を免れることとなった。

まだ新シーズンのエピソード数や番組更新の正式発表はないが、ツイッターでは制作スタッフが喜びの声を上げている。番組終了の事態に備え、脚本を2通り用意しなくてはならないと考えていたクリエイターたちも、ほっと胸をなでおろしたことだろう。となれば、ついにシーズン9では「母親」が登場することになるのか? どうしてもそこに注目が集まりそうだ。(海外ドラマNAVI)

 

Photo:ジェイソン・シーゲル(c)Izumi Hasegawa/www.HollywoodNewsWire.net