「アカデミー賞関係者はかなり意識している!」LiLiCoがゴールデン・グローブ賞授賞式を語る

先日行われた「第70回ゴールデン・グローブ賞授賞式」。この式典を現地で取材してきた映画パーソナリティーのLiLiCoが、帰国早々取材陣の前に現れ、現地の模様を報告した。

ヒルトンホテルにて催された授賞式は、映画関係者だけでなく、TV関係者も表彰するため、「アカデミー賞と比べてざっと見ても人数が倍! 誰も彼もがすぐ近くにいるんですよ」と現場の興奮を語るLiLiCo。また、おいしい料理とお酒を楽しみながらのリラックスムードの授賞式だったため、誰かの受賞が決まるたびに「YEAH!!」とあちこちから拍手と歓声が上がっていたそうだ。また、授賞式が全米に生放送されているため、「CMに入った瞬間、出席者たちが自分の席を立って知り合いがいるところに次々と挨拶に行くのがおもしろくて! 同じ作品を作っているメンバーであっても、作品のクランクアップ後はそう顔をあわせてないから、久しぶりに会えた感が強いんですよ。気が付いたら本来の席と違うところに座って和んでいたりして!」TVカメラに映らないところもしっかりチェックしていたLiLiCoだった。

LiLiCoが注目していた作品の一つは『アルゴ』。本作では、ベン・アフレックが監督と主演を務めたが、「ベンは、主演男優賞にノミネートされなくて、実はすごく落ち込んでいたんですよ。結構ナイーブな人で。だから今回、作品賞と監督賞のW受賞が決まって、本当に嬉しそうでした」。また、ミュージカル・コメディ部門で3部門を独占した『レ・ミゼラブル』については、『受賞が決まって本当によかった。実は同じ部門にノミネートされていた『世界にひとつのプレイブック』の人気と評価がじわじわと高くなってきていて。ダークホース的に最後に賞を持っていってしまうんじゃないか、と気がかりでした』と語っていた。

この会見には、AXNゴールデン・グローブ・アンバサターを務めることになった、"ネガティブすぎるモデル"として昨今注目のモデル・栗原類も登場。若干18歳の栗原だが、実は映画や海外ドラマが大好きで、「どちらかというと古い作品が好き。『Dr.HOUSE』『デスパレートな妻たち』とか。今いちばん好きなのは『ボードウォーク・エンパイア 欲望の街』。主演のスティーヴ・ブシェミは、『パルプ・フィクション』『ファーゴ』など名作映画に出て、『モンスターズ・インク』で悪役の声を演じ、そしてTVドラマに...大人から子どもまで幅広い層の人に知られるようになった人なんです。そんな彼が出ている『ボードウォーク~』が大好きなんです」と予想外の"ポジティブ"な語りをしていた。

そんな栗原とLiLiCoは、年齢差(栗原の母とLiLiCoが同い年)を超えて話が合うそうだが、会見の最後に今年の抱負を聞かれたところ「クリクリ(=栗原)のファーストキスを奪いたい。チュッと軽いのでいいから」とLiLiCoが肉食系の発言をすると、「NO! ダメです! 絶対ダメ」と最後までガードを緩めなかった栗原だった。

「アカデミー賞の関係者は、ゴールデン・グローブ賞の動向を結構気にしてるんです。現地でビンビン伝わってきましたよ!」とLiLiCoが語る『第70回ゴールデン・グローブ賞授賞式』の模様は、1月20日(日)20:00から、AXNにてノーカット字幕版で放送される。
(海外ドラマNAVI)

Photo:栗原類と、キスを奪おうとするLiLiCo