今年の夏放送に向けて、米NBCは新作ドラマ『Siberia』を発表した。

本作は、隕石または彗星の衝突によるものとされる爆発が1908年に起きたシベリアの僻地、ツングースカを舞台に、リアリティ番組の出場者たちが体験する出来事を描いたドラマ。ひとりが重傷を負い、救援の手がさしのべられないことを知った16人の出場者たちは、島で起きる奇妙な出来事は番組の仕掛けではないと悟り、生き残るために助け合うことを余儀なくされる。全13話の構成で、7月1日(月)に放送がスタートする。

「ミステリーの要素をちりばめたサバイバルが真に迫った物語を作り出す本作。筋書きどおりに事が運ばないリアリティ番組の舞台裏を示すことで、視聴者を引き込むことができると信じています」と、同局の番組編成局長ジェフ・ベイダーはコメントしている。

なお今年の夏は、大手ネットワーク局が新作ドラマを放送する傾向が顕著。NBCにとって本作は、ドラメディ『Camp』、アクションドラマ『Crossing Lines』に続き、3作目の発表となる。また米CBSは、スティーヴン・キング原作の『Under the Dome』や、刑事ドラマ『アンフォゲッタブル 完全記憶捜査』のシーズン2を予定しているところだ。(海外ドラマNAVI)