北欧で大ヒット! 米リメイク版『ブリッジ ~国境に潜む闇』7月から放送

ブリッジ『THE KILLING ~闇に眠る美少女』や映画『ドラゴン・タトゥーの女』など、近年ハリウッドでリメイク化が相次ぐ北欧作品だが、スウェーデンとデンマークの合作ドラマとして大ヒットした『THE BRIDGE/ブリッジ』をアメリカとメキシコの国境となる橋に舞台を変えてリメイクされた『ブリッジ ~国境に潜む闇』が、7月14日(日)から日本で先行放送されることとなった。

アメリカとメキシコの国境となる橋で停電が起き、数分後に橋の真ん中(国境線)に横たわった女性の遺体が発見される。アメリカ側エル・パソの捜査官ソニアとメキシコ側シウダー・フアレスの捜査官マルコが現場に出動。被害者がアメリカの政治家だったため、事件はソニアが引き受けたのだが、よく調べると遺体が二つに分断されていたことが判り、下半身がメキシコ人女性のものであったことから、両国にまたがる不可解な事件をソニアとマルコは合同で捜査を行うこととなった。猟奇的な犯行を繰り返しながら、麻薬カルテルや移民問題、人種差別といった現代社会の闇を不可解なメッセージで残していく殺人鬼。犯人の目的とは、一体何なのか...。

アメリカ側の捜査官ソニア役を務めるのは、映画『トロイ』『イングロリアス・バスターズ』など、話題作に出演しているドイツ人女優、ダイアン・クルーガー。対してメキシコ側の捜査官マルコ役を務めるのは『チェ 28歳の革命』『チェ 39歳 別れの手紙』二部作のフェデル・カストロ役で一躍有名となったデミアン・ビチル。ドイツ人のダイアンとメキシコ人のデミアンの国境を越えた競演はストーリー同様に、気になるところだ。また、『HOMELAND』や『コールドケース』といったヒットシリーズを手掛けた名プロデューサー、メレディス・スティームが製作総指揮を務めることもあり、ドラマの鋭さと厚みに期待ができそうだ。

『ブリッジ ~国境に潜む闇』は、7月29日(月)22:00からFOXでスタート。これに先駆けて第1話のみ特別先行放送として7月14日(日)22:00から放送される。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ブリッジ ~国境に潜む闇』
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