『トワイライト・ゾーン』の生みの親が生前に書いた最後の脚本を、ミニシリーズとして映像化する権利をJ・J・エイブラムスが獲得

J・J・エイブラムス『トワイライト・ゾーン』の生みの親として知られるロッド・サーリング。その彼が生前、最後に書いた脚本を映像化する権利を、J・J・エイブラムスが率いるバッド・ロボット・プロダクションズが獲得した。

脚本のタイトルは『The Stops Along the Way』。ワーナーブラザース・テレビジョンとともに、話数をしぼった"リミテッド・シリーズ(イベント・シリーズ)"として立ち上げ、TV局への売り込みを始める。本作はこれまでに一度も映像化されたことはなく、ストーリーは明らかになっていない。また、エイブラムスがどんなポジションでかかわるのかも不明だ。

『トワイライト・ゾーン』『四次元への招待』、映画『猿の惑星』など、TVドラマや映画の脚本・製作を多数手がけ、エミー賞を6回も受賞したサーリング。とくに『トワイライト・ゾーン』は、米脚本家組合が選ぶ、"アメリカTV史上最高の脚本に恵まれたTVシリーズ101作品"のなかで第三位に選ばれたばかり。彼が生み出した物語の数々は、今日にいたるまで数多くの映画やTVシリーズに影響を与えている。

サーリングの妻キャロルによると、『The Stops Along the Way』は本人がお気に入りの脚本に挙げていたとか。この世を去ってから実に38年、初めて映像化される本作はどのような作品なのか? 仕上がりを楽しみに待ちたい。(海外ドラマNAVI)

Photo:本当に、睡眠時間が気になります・・・J・J・エイブラムス
(c)2012 Warner Bros.Entertainment Inc. All rights reserved