『シャーロック』ベネディクト・カンバーバッチ、ファーストキスは何歳?

英BBCの大人気ドラマ『シャーロック』でブレイクし、この夏公開されるハリウッド大作『スター・トレック:イントゥ・ダークネス』で悪役ジョン・ハリソンに扮する、今最も"旬"の俳優ベネディクト・カンバーバッチ。そんな彼が、英The Times Magazineのインタビューに応じ、多感な思春期について語った。

「ファーストキスは水の中。相手はメアリーという子で、11歳の時だ。その前に校内劇で男子にキスしたことあるけど、これはカウントしたくないな」とジョークを飛ばすベネディクト。「彼女の唇が濡れていてね。エロチックで倒錯めいた思い出だ。この時、初めて女の子に対して執着心を覚えたよ」と思春期を振り返った。

これまで、その貴公子然とした風貌や、名門パブリックスクールであるハーロー校出身の学歴から特権階級のレッテルを貼られ、バッシングを受けたこともあるベネディクト。しかし両親は舞台俳優で、実家は意外にもこじんまりした印象だとか。部屋の壁を埋め尽くす幼少時の写真から、愛情たっぷりに育った多感な少年の素顔が浮き上がるという。やんちゃ坊主でもあったらしく、友達にそそのかされて、「教会に集う人々の面前でパンツを脱いでみせた」とも告白している。

ハーロー校では最終学年で"マリフアナと女の子と音楽"に目覚め、オックスブリッジへの進学を断念。一年間、香水店で働いた金でインドやチベットを放浪した末、演劇の道を歩み出す。のびのびとした青春時代があってこそ、今日のベネディクト・カンバーバッチがいるといってもよさそうだ。

今月のNHK BSプレミアムでは、ベネディクトの出演作品を一挙に放送中だ。新作『スター・トレック』の公開を前に、もう一度ベネディクト・カンバーバッチの魅力をおさらいしてみてはいかがだろうか。(海外ドラマNAVI)

Photo:そんなところも魅力の一つだよね... ベネディクト・カンバーバッチ
Colin Hutton(c)Hartswood Films 2010 John Rogers (c)Hartswood Films 2010