優秀な人工知能KITTを搭載したドリームカーを駆り、主人公マイケル・ナイトが大活躍するアクションドラマとして、80年代に人気を集めた『ナイトライダー』。その映画化が一歩前進するかもしれない。
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米Los Angeles Timesが関係筋の情報として伝えたところによると、『ブル~ス一家は大暴走!』や『マイネーム・イズ・アール』、映画『団塊ボーイズ』など、コメディを得意とする脚本家のブラッド・コープランドが、脚本第一稿の執筆にとりかかっているということだ。
『イングロリアス・バスターズ』『ジャンゴ 繋がれざる者』などを手がけた製作会社のワインスタイン・カンパニーは、2006年に『ナイトライダー』を映画化する権利を獲得。しかし、2008年に放送された続編ドラマ『ナイトライダー NEXT』が、わずか17話で打ち切りになるという事態がたたり、映画化にもいったんブレーキがかかったように見えた。
それでも、最近はカーアクション映画『ワイルド・スピード EURO MISSION』が世界的にヒットしていることもあって、成功の目算はまだ高いかもしれない。オリジナル作品で主演を務めたデヴィッド・ハッセルホフが、『ナイトライダー』の映画版に出演したいと発言していることもかねてから知られている。
カーナビやスマートフォンが当たり前の存在となり、グーグルが自動走行車を開発している今日、どのような新機軸を映画で打ち出すのか気になるところ。映画化の続報を心待ちにしたい。(海外ドラマNAVI)
Photo:こちらはマイケルの息子世代のお話! 『ナイトライダー NEXT』
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