『フォーリング スカイズ』が中国で人気?シンガポールのオンライン動画提供元が発表

スティーヴン・スピルバーグ製作総指揮のサバイバルSFアクションドラマ『フォーリング スカイズ』。エイリアンに侵略され壊滅状態となった地球で、人類が反撃にのりだす本作が、中国でも大きな人気を集めるかもしれない。

シンガポールを拠点におき、世界中の映像作品を提供している「Viki」は、中国のソーシャルネットワークサービス「Renren(人人)」や、動画サイト「LeTV(乐视网)」「Xunlei(迅雷看看)」に設置した動画配信チャンネルで、『フォーリング スカイズ』の配信をスタートした。

その結果、Baidu(百度)動画検索において、「最も検索されたアメリカのTVシリーズ」の第2位にたちまち躍り出ることに。また、映像の閲覧は過去2週間で合計700万回以上にのぼり(参考までに述べておくと、アメリカで今月放送されたシーズン3初回は視聴者数約420万人)、中国版ツイッター「Sina Weibo(新浪微博)」では本作に関する投稿が1週間で63万件もあったということだ。

ちなみにVikiでは、『フォーリング スカイズ』を本国アメリカで放送しているTNTのほか、米Cartoon Network、米NBC、韓国のKBSやSBS、日本のテレビ東京、そしてBBC Worldwideと契約。ボランティアたちが字幕を付けたコンテンツを150以上の言語で提供している。

『フォーリング スカイズ』の反響から、本作はアメリカ以上の人気を中国で集めるとViki運営局は考えているようだ。異星人を相手どったサバイバルドラマは地球規模の共感を呼んでいるのだろうか?(海外ドラマNAVI)

Photo:『フォーリング スカイズ』
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