『ドクター・フー』で現在ドクターを演じているマット・スミスが今年いっぱいで降板することが決まり、次の12代目ドクター役に誰が選ばれるのか、憶測が駆け巡っているところ。そんななか、『ドクター・フー』やそのスピンオフ『秘密情報部トーチウッド』で、キャプテン・ジャック・ハークネス役を演じたジョン・バロウマンは、女性がドクターを演じることに賛成のようだ。
イギリスで朝に放送されているバラエティ番組『Daybreak』に出演したジョンは、「女性の主役も試してみるべきだ」と語り、さらにこう続けた。
「これまで素晴らしい男性俳優たちがドクター役を演じてきた。でも、女性キャラクターのリヴァー・ソング(アレックス・キングストン)も、最近ではとても人気があるし、作品に与えている影響も大きい。女性のドクターがいたっていいんじゃない? うまくいかなかったら、いつでも肉体を再生して男に戻せばいいんだからね」
女性ドクターを求める声はファンの間にも多いようで、これまでにミランダ・ハート(『Miranda』)やオリヴィア・コールマン(『思秋期』)といった女優がウワサにのぼっているが、本人たちは否定している。また、オスカー女優のヘレン・ミレンも、自身がドクターを演じる可能性を否定しながら、「同性愛者で黒人の女性ドクターがベストの選択よ」と話したことがある。
なお、英BBCによれば、12代目ドクターの俳優が発表されるのは8月か9月とのこと。はたして女性が選ばれるのだろうか? 発表を楽しみに待ちたい。(海外ドラマNAVI)
Photo:『トーチウッド 人類不滅の日』ジョン・バロウマン
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