『CSI:科学捜査班』『CSI:ニューヨーク』『CSI:マイアミ』といういずれも大人気の『CSI:』シリーズ。本作を放送しているAXNが今年開局15周年を迎えるにあたり、その記念に『CSI:TOP100スペシャル』と題した特別番組を放送することとなりました。
この特別番組では、各シリーズの主人公のボイスキャストを務めた野島昭生、銀河万丈、中村秀利、石塚運昇と、自他ともに認める大の『CSI:』ファン・関根勤が、590本もある全エピソードから、これこそがいちばんの『CSI:』を選ぶという、21世紀最大(!)の難題に挑むことに!
そんな特別番組の収録現場におじゃました海外ドラマNAVI編集部。収録直後の興奮冷めやらぬ中、キャリアもキャラクターも濃すぎる5人に突撃インタビューを決行してきました!
登場人物(左から)
■中村秀利(CSI:NY、マック・テイラー役)
■石塚運昇(CSI:マイアミ、ホレイショ・ケイン役)
■野島昭生(CSI:科学捜査班、ギル・グリッソム役)
■銀河万丈(CSI:科学捜査班 レイモンド・ラングストン役)
◆関根勤(特別番組のホスト役)
――収録お疲れさまでした! ベストエピソード、無事選べましたか?
野島:590本もあるエピソードから選ぶって苦痛だよー!(笑)ほら、俺、根がマジメだからさあ。
他4名:(笑)野島:ちょっと、何、そこ笑ってんだよ!
――さて、今日の番組収録では「CSI:シリーズのベストエピソードとは?」という話題でかなり盛り上がったそうですが、こちらはOAまでのお楽しみ...ということで、NAVIからはこんな質問をしたいと思います。
■あなたが選ぶ、『CSI:』シリーズのベストキャラクターは誰だ!?
――CSI:シリーズの中で、いちばん印象に残る...そんなキャラクターをあげていただきたいのですが。
5人:ううーん。(しばらく悩む)
中村:『CSI:ニューヨーク』(以下NY)でいうならアダム(・ロス)だね。オタクっぽい捜査官なんだけど。ステラ(・ボナセーラ)とデキちゃったりマックにしょっちゅう怒られているのにそういうことを平気でやっちゃう人。他の捜査員と色が違うキャラクターなんだよ。シーズン2から登場したんだけど、ちょっと暗かったシーズン1の雰囲気が、彼が入ってきたおかげでなんだか明るくなりましたね。ラボも引っ越ししたこともあったりして。
野島:『CSI:科学捜査班』(以下ベガス)でいうなら、シーズン3から登場した(デヴィッド・)ホッジスね。
関根:ああー!ホッジス!わかります!
銀河:俺もホッジスだねー。おもしろいよねー彼は。
関根:デートに誘おうとして断られたり...
銀河:空気が読めなくてね。フッフッフ。
野島:そうなの。ホッジスは印象に残ってるねえ。グレッグ(・サンダース)がもっとおもしろくなるかなと思っていたんですよ、最初の頃は。なんか踊ったり変な衣装をかぶったりしていて...でも話が進んで上のキャリアになってきたら、さすがにマトモな人になってきちゃった(笑)
――そういう点はリアルですね。石塚さんはいかがですか?
石塚:いやあ...俺はやっぱりホレイショしか浮かばなくてね(笑)。
関根:強烈ですからねーホレイショは!
石塚:彼は「神」ですからね。だから、シーズンを重ねることにどんどん変遷していく彼のキャラクターはたまらないですね。彼のキャラが立ちすぎているので、他のキャラが全部横並びになっちゃう。もう誰にも止められないですからね。
中村:"ホレイショ劇場"だもんねえ。
――ホレイショは、海外ドラマNAVIの人気キャラクター投票でもぶっちぎりの人気だったんですよ。
野島:『CSI:マイアミ』(以下、マイアミ)=ホレイショだもんね。
中村:いっそ『CSI:ホレイショ』にすればいい!(笑)
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――さて、次の質問はこちら!!
■もし、皆さんが『CSI:』の一メンバーとなり、一緒に働くことになったとしたら、グリッソム、ラングストン、マック、ホレイショ...誰の下で働きたいですか?
5人:ほおおお(また悩む)。
中村:他はよく知らないし、やっぱり僕はマック・テイラーの下につきたいですね。
野島:それを言うなら俺もグリッソムの下がいいなあ。だってホレイショの下には...ねえ。
全員:(爆笑)
関根:石塚さん、ホレイショの下につくのって、どうですか?
石塚さん:(笑)ホレイショの下...ねえ。僕はあまりつきたくない(笑)個人的にはちょっとねえ。「アンタばっかり...もっと他の人を立てればいいのに」って思うもの。でもやっぱり最後はホレイショかなあ。「神」の下につくしかないような気が。
関根:そうなると銀河さんはやっぱりラングストンの下がいいですか?
銀河:えええ...そりゃ難しいねえ。困ったなあ。
関根:ラングストンもいいリーダーですけどね。
銀河:悪くはないんでしょうけどね。困っちゃうなあ。リーダー格じゃないんだよ彼は。だから難しい。
野島:...じゃ、ホレイショの下とか!?
全員:アッハッハッハ...
石塚:なんでホレイショの下!? って思うよねえ。
関根:ホレイショはカリスマ性ならありますよ!
――そんな"CSI:ファン"の関根さんは、誰の下につきたいですか?
関根:えー俺!? 僕はマック・テイラーかなあ? やっぱり部下を正しい方向に向かわせようとするマジメさがありますよね。ある意味日本人っぽいんですよ。
関根:で、その対極にいるのが...
石塚:ホレイショ!
関根:(笑)でも僕はホレイショと一緒にやっていく自信はあるんですよ。ホレイショはおだてていればいいから! 「あなたは神だから、私にできることはありますか?」ってヨイショヨイショ。
石塚:(笑)
関根:でも『マイアミ』は事件が派手だから、実際に働くとなったらおもしろいでしょうね。
――ひたすら撃ちっぱなしになりそうですよね。
関根:でもちょっと怖いですよね。銃撃戦が多いから。まあ他の現場も十分怖いけど。
石塚:大体『マイアミ』は1シーズンで10~15人は殺しますね。こんなに殺していいのかと。
――マイアミの人口が減りますね(笑)
石塚:まあ、悪い奴らだからいいか。
――ここまでの話を伺うと、3シリーズ超合同の捜査班を作るとしたら、やはりリーダーはマック・テイラーになるんでしょうかね?
中村:マック・テイラーは、冷静ですしね。
野島:グリッソムはただ調べるだけだしなあ。
関根:超悪い奴相手ならホレイショでいいじゃないかな。
石塚:視聴者が「どう見てもこいつはヤッてほしい」と思う相手をホレイショが担当するとかね(笑)
(「ホレイショといえばこれだろ?」と、自前のサングラスを身につける石塚さん)
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――さてさて、この流れで次の質問は(ドーン)
■あえての声優大シャッフル! ズバリ、誰の声をアテたいですか?
全員:フッハッハッハ。やっぱホレイショ!?
関根:やっぱやってみたいですよね、ホレイショ。
銀河:ホレイショ、やってみたいよねえ。
野島:やってみたいねえ。でも俺の声に会うのはやはりマック・テイラーかな。
――それは逆もアリですか? 中村さん。
中村:いやあ、俺はホレイショをやりたい(笑)自由にやれるしね。縛りがないから。
野島:ああいうセリフ、言ってみたいよねえ。
関根:「ぶっ殺してやる」的なね。気持ちがスカッとするよね。
石塚:僕は野島さんが演じているグリッソムみたいな、あのラボの中で緻密に考えて動くキャラが好きですね。脚本もきっちりしているし好きです。ただ俺には「合わない」って言われるかもしれないけど(笑)
野島:いいじゃんそこは! やりたいかどうかって話なんだし(笑)
語れば語るほど、ホレイショ人気が高まるばかり。さすがは「神」の領域にいる男でした。
こんな5人が顔をそろえて語りまくる特別番組、レア中のレアですよ! どうぞお楽しみに!
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AXN開局15周年特別企画「もっと!海外ドラマ」
CSI:TOP100スペシャル
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8月3日(土) 深夜0:00~8月4日(日)14:00
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第100位~第21位 8月24日(土) 深夜0:00~8月25日(日)17:00
第20位~第1位 8月31日(土) 深夜0:00~9月1日(日)20:00
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Photo:(c)2013 CBS Studios Inc.