14日、映画『スター・トレック イントゥ・ダークネス』のギャラクシーカーペットイベントが東京の日本科学未来館で行われ、J・J・エイブライムス監督、副長スポック役のザッカリー・クイント、才色兼備の科学者役のアリス・イヴらエンタープライズ号のクルーたちが登場した。
本作は、西暦2259年、地球に突如訪れた危機を描いたSFアクション超大作。USSエンタープライズのクルーとして乗船していたジョン・ハリソン司令官(ベネディクト・カンバーバッチ)が、復讐を誓いたった一人で戦争を仕掛けてきた。急速に広がる地球規模の脅威を前に、若きリーダー、カーク(クリス・パイン)は、エンタープライズを率い、敵が潜む宇宙の戦闘地帯へ向かい、生死を賭けた戦いに旅立っていく。
巨大な地球ディスプレイ「ジオ・コスモス」の前に登場したエイブライムスは、映画について「まるでジェットコースターに乗っているような作品。(監督自身)初の3D作品で視覚効果も素晴らしいですが、一番大事なのは、人間関係とかハートの部分です。早くみなさんに見ていただきたい」とコメントした。
日本の印象について、アリスは「日本に来て驚いたのは、故郷のイギリスにとても似ているところです。日本の文化や文明を体験して楽しんでいます。少し残って、日本という美しい国を見て知ることができるので、楽しみにしています」と日本での滞在を楽しんでいる様子を伺わせた。
スポック役への思い入れをザッカリーは、「肉体的な表現、肉体的に言語を作りあげなければいけないということがありました。従来の制限、制圧されたスポックの要素とは違う側面を動きなど省エネ気味であらわしているというところが、今回の新たなことでとてもドキドキしました」と語った。
また、特別ゲストとして登場した宇宙飛行士の毛利衛さんは、「J・J監督が心の問題も大切に扱っているということを聞いて、私たちが目指しているこの地球を、みんなで一緒に共有したいという気持ちがピッタリとうまく表現できていると思います」と、映画の感想を述べた。
さらに、エイブライムスと毛利さんによる記念品の交換式や、毛利さんからエイブライムスへジオ・コスモスの操作のサプライズが行われ、会場のファンを沸かせる場面もあった。
映画『スター・トレック イントゥ・ダークネス』は、8月16日(金)、17日(土)、18日(日)お盆先行公開される。(海外ドラマNAVI)