『タイムマシーンにお願い』がアメリカで放送を終了してから早20年。同作品を放映していた米NBCは、新たにタイムトラベルを題材にしたドラマ・プロジェクトを2本立ち上げた。

そのひとつ『Lighthouse』は、やはりタイムトラベルをテーマにした『ターミネーター:サラ・コナー・クロニクルズ』のクリエイターで、映画『宇宙戦争』『ブラック・ダリア』の脚本も手がけたジョシュ・フリードマンのプロジェクト。詳細は不明だが、さまよう時間旅行者たちのために建てられた謎のホテルを舞台に、物語が展開する群像ドラマだという。

もうひとつの『Timeless』は、『タイムマシーンにお願い』で共同製作総指揮を務めたデボラ・プラットのプロジェクト。アレキサンドラ・キングという女性の主人公が、未来と現代の地球を行き来しつつ、それぞれの時代で男性と恋に落ち、それぞれの時代の運命を左右する秘密にかかわる。

『Timeless』についてプラットは、「思考を喚起し、"もしもこうなったら?"という問いを発する作品。こうした要素は『タイムマシーンにお願い』で驚くほどの成功をおさめました」と話している。また、現在のTV業界が可能とする高水準の視覚効果と人間ドラマを生かしていくということだ。

どちらの作品が最終的に実現するのか、あるいは両方とも実現するのかはまだわからないが、今後の進展を見守っていきたい。(海外ドラマNAVI)