『SHERLOCK シャーロック』が過去10年の間、英国で最も視聴されたドラマシリーズであることが明らかになった。
英Radio Timesによれば、今年1月1日（水）から英BBC Oneで放送された、本作のシーズン3は平均しておよそ1,200万人が視聴したことになるという。最新の視聴率算出システムをもとにした公式発表でも、2001年から英国で放送されたドラマシリーズの中で、本作が最も視聴された番組であることが明らかになっている。
あらゆる視聴者層をまとめると、本作シーズン3の視聴者数は平均して1,182万人。具体的には、ベネディクト・カンバーバッチ演じるシャーロックが復活した第1話「The Empty Hearse」は1,272万人となり、英BBCのヒット作『Call the Midwife』（2012年～）や英ITVの人気シリーズ『コロネーション・ストリート』（1960年～）などが出した視聴者数の記録を上回っている。
この記録に対して、本作の製作スー・ヴァーチューは「これほど自分たちでも気に入っているシリーズを製作できたことは、それだけでも十分価値があるの。とはいえ、この記録に関するニュースはもちろんありがたいと思っているわ」と語っている。
多くの作品が1,000万人という視聴者数の"壁"に苦戦しているなか、2年の空白期間を経て軽々とその壁を乗り越えた『SHERLOCK』。ファンの多くは、できるだけ早いシーズン4の放送をと願っているが、ヴァーチューも「（シーズン4の）放送日を検討しているところよ」と期待を感じさせるコメントをしている。（海外ドラマNAVI）
Photo：今年5月からNHK BSプレミアムにて放送開始！ 『SHERLOCK（シャーロック）3』
Robert Viglasky (c) Hartswood Films 2013
