現地時間3月2日に開催された第86回アカデミー賞授賞式。『それでも夜は明ける』で史上初めて黒人監督が作品賞を受賞したことや、『ゼロ・グラビティ』が7部門を制覇したことなどにより盛り上がりを見せた今年の授賞式は、アメリカで過去10年間に放送されたエンタメ番組の中で最高視聴率を記録したという。
米Entertainment Weeklyによると、エレン・デジェネレス(『エレンの部屋』)が司会を務めた3時間半の生放送は、4300万人もの視聴者を集め、18~49歳の成人層で12.9%の視聴率を獲得したという。これは、スポーツを除くエンタメ番組においてNBCが2005年に放送した『フレンズ』最終回以来の高視聴率となるそうだ。
この数年、好調な視聴率を維持しているオスカー授賞式。3年連続で視聴率がアップし続けており、昨年からの上昇率は6%に及んでいる。1月のゴールデングローブ賞では視聴者数2210万人、グラミー賞では1450万人だったことからも、アカデミー賞がずば抜けて多くの視聴者を集めていることがわかる。
なお、米大手調査会社ニールセンの調べでは、アカデミー賞に関するツイッターの投稿は1120万件にのぼり、ソーシャルメディアで取り上げられた割合は昨年を75%も上回ったことが判明している。(海外ドラマNAVI)
Photo:サンドラ・ブロックが綺麗だったなー『ゼロ・グラビティ』
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