アンドリュー・スコット 映画『THE STAG』で"良い人"を演じた感想は...

人気ドラマシリーズ『SHERLOCK シャーロック』で、犯罪コンサルタントのジム・モリアーティ役を演じているアンドリュー・スコット。新作コメディ映画『THE STAG』で主演を務めたアンドリューは、モリアーティとは正反対の"良い人"役を演じた感想を明かした。

『THE STAG』は、まもなく結婚式をむかえるフィナンとそのベストマン(花婿の付添い人)ディヴィンを中心としたコメディ作品。仲間たちとお酒を飲まずに山歩きをする計画を立てていた2人は、でたらめなことで悪名高い花嫁の兄"ザ・マシーン"も連れていかなければならなくなってしまい...。

アイルランドのMovies.ieによれば、同作で演じたディヴィンというキャラクターについてアンドリューは「ディヴィンを演じるのはとても楽しかったよ。彼は、とても優しい人間で、この作品の中心になってくるんだ」とコメント。さらに、悪役として人気を獲ているモリアーティとは正反対ともいえるキャラクターを演じた理由について「『SHEROCK』に出演した後、できる限りいろんなタイプのキャラクターを演じるように意識していたんだ」と明かしているという。

アンドリューは実際に、9月にイギリスで公開される『PRIDE』や、2015年1月にアメリカなどで公開予定の『FRANKENSTEIN』といった映画で様々な役柄を演じている。アンドリューはこの挑戦について「モリアーティという1つのキャラクターの中にはいろんな役が含まれていたから、それほど悪いことではなかったよ。それに、これほど注目を浴びるようになる前にも、俳優としていろんな仕事をしてきているからね」と感想を語っている。

映画『THE STAG』は、アイルランドで3月7日(金)に公開されたほか、イギリスでは3月14日(金)に公開予定となっている。その他の国でいつ頃公開されるのかは、現段階では明らかになっていない。(海外ドラマNAVI)

Photo:真逆のキャラにもすぐ染まれるってすごいよねぇ アンドリュー・スコット
Colin Hutton(c)Hartswood Films 2010 John Rogers©Hartswood Films 2010