『ロスト・イン・トランスレーション』や『ブリングリング』などで知られる監督ソフィア・コッポラが、現在、実写版『人魚姫』の監督として交渉が進んでいると米Deadlineが報じた。

『人魚姫』はデンマークの作家、ハンス・クリスチャン・アンデルセンが書いた童話。人間に恋した人魚姫が、魔法使いと取引をして、地上で人間として暮らすようになるという物語である。
一時は『プライドと偏見』『つぐない』のジョー・ライトが監督する予定で、『Terra Nova ~未来創世記』のケリー・マーセルと『SHAME -シェイム-』のアビ・モーガンが脚本を執筆した。現在は『シザーハンズ』のキャロライン・トンプソンが脚本の改稿を行っている。

これまでコッポラは大人向けの作品を撮っており、今回の監督が決まれば、初めて童話を手がけることになる。現在コッポラは二児の母親になり、自分の子どもたちにも楽しめる映画を監督したくなったようだ。(海外ドラマNAVI)