1961年、当時43歳という史上最年少の若さで第35代アメリカ合衆国大統領に就任したジョン・F・ケネディ（以下、JFK）。彼とその家族の真実の姿を描いたドラマ『JFK：ケネディ家の人びと』が、4月2日に DVDリリースされた。
世界中の人々が衝撃を受けた暗殺事件から50年を迎え、今なお人々の記憶に残るJFK。本作では、華々しい活躍と悲劇的な最期に彩られた彼の肖像が、あくまで＜一人の人間＞として描き出されている。大統領就任に至るまでの道のりや、冷戦時代の緊迫した政治的局面の舞台裏と、これまであまり語られることのなかった数々の女性スキャンダル、嫉妬・葛藤・絆・野望が入り混じったケネディ家の人間模様を巧みに織り交ぜ、指導者と家庭人の両面から光を当てることにより"人間としてのJFK"を映像化した。さらに、マフィアやCIAなどを巻き込み、米国最大のタブーとされる暗殺事件の真相にも深く切り込んでいる。
JFKをグレッグ・キニア、実弟のロバート・ケネディをバリー・ペッパー、JFKの妻ジャクリーン （ジャッキー）をケイティ・ホームズが演じる。話題性だけでなく、高い実力を誇るキャストが、容姿や話し方はもちろんのこと、それぞれの癖にまでこだわった演技は必見。特にバリーは、本作でエミー賞主演男優賞をはじめとする様々な賞を受賞し、業界からも非常に高い評価を受けた。
日本でも大ブームを巻き起こした『24 -TWENTY FOUR-』のクリエイターが製作総指揮を務めており、『24』の様な緊迫したシーンを活かすことで、本作に人間関係だけではなく、 質の高い政治ドラマとしての表情を持たせている。また、当時の名車の数々、ファッションアイコンとなっていたジャッキーのファッション再現などマニア垂涎の映像も本作の魅力の一つだろう。
DVD『JFK：ケネディ家の人びと』は、エスピーオーより絶賛リリース中。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
＜STAFF＞
監督：ジョン・カサー（『24 -TWENTY FOUR-』監督・製作総指揮）
製作総指揮：ジョン・カサー＆ジョエル・サーナウ（『24 -TWENTY FOUR-』製作総指揮）
脚本：スティーヴン・クロニッシュ（『24 -TWENTY FOUR-』製作総指揮）＆ジョエル・サーノウ
＜CAST＞
ジャック／ジョン・F・ケネディ：グレッグ・キニア（『リトル・ミス・サンシャイン』『恋愛小説家』）
ボビー／ロバート・ケネディ：バリー・ペッパー（『プライベート・ライアン』『グリーンマイル』）
ジャッキー／ジャクリーン・ケネディ：ケイティ・ホームズ（『バットマン ビギンズ』）
ジョー／ジョセフ・パトリック・ケネディ：トム・ウィルキンソン(『フィクサー』『イン・ザ・ベッドルーム』)
ローズ・エリザベス・フィッツジェラルド・ケネディ：ダイアナ・ハードキャッスル
クリスティン・ブース：エセル・ケネディ
（海外ドラマNAVI）
Photo：DVD『JFK：ケネディ家の人びと』
(c)2014 Kennedys Productions (Ontario) Inc. All rights reserved.
