ベネディクト・カンバーバッチが、精神科医の助けを借りた理由とは!?

『SHERLOCK シャーロック』や映画『ホビット 竜に奪われた王国』などで活躍するベネディクト・カンバーバッチだが、自身の演じるキャラクターから抜け出すために精神科医にかかったことを明かした。

英Unreality TVによると、ベネディクトはオーストラリアで開催されたOZ Comic-Conに登場。来場したファンたちを前に、これまで『SHERLOCK』のシャーロック・ホームズのような個性的な役柄や、映画『それでも夜は明ける』の奴隷オーナー、ウィリアム・フォードなど深刻なキャラクターを演じることが多いことから、専門家の助けを借りていることを告白したそうだ。「演じる役柄の考え方などを掘り下げていかなければならない俳優としては、(専門家のセラピーを受けることは)仕事のルーティンの一部にするべきだと感じている」と語るベネディクト。なお、ベネディクトを診察したセラピストが「ベネディクトの精神状態に問題がない」と保証していることも付け加えている。

ベネディクトは、今回の告白に対して自身の広報担当が焦っているであろうことを認めた上で、このようなことをオープンにした理由について「メンタルヘルスの問題について、もっと話し合われるべきだと考えているから」と語っている。

『SHERLOCK シャーロック』シーズン3は、NHK BSプレミアムにて5月24日(土)21:00~放送予定。また、シーズン1&2は毎週土曜24:30から放送中。さらにAXNミステリーでは、シーズン1&2の全6話を、5月6日(火)に13:00から一挙放送する。(海外ドラマNAVI)

Photo:ベネディクト・カンバーバッチ
Colin Hutton(c)Hartswood Films 2010 John Rogers©Hartswood Films 2010