2002年から7シーズンにわたって放送された犯罪ドラマ『ザ・シールド』で、主要キャラクターの警官ジュリアン・ロウ役を演じていた俳優のマイケル・ジェイスが、妻を射殺した容疑で逮捕された。
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米The Hollywood Reporterなどが報じたところによると、ジェイスは現地時間19日の夜8時30分頃、ロサンゼルス市内の自宅で妻のエイプリルさん(40歳)と口論になり、拳銃を数発打って殺害した疑いがかかっているという。犯行後、ジェイスは警察に通報し、「妻を射殺した」と自供したため、ただちに殺人罪でロス市警に逮捕された。翌日、保釈金100万ドル(約1億円)で保釈が認められたが、現在のところジェイスは勾留されたままのようだ。
エイプリルさんは、子供たちをバスケットボールの練習から連れて帰った後、被害に遭ったようだ。子供たちはどちらも10歳以下で、幸いけがはない様子。駆けつけた救急隊員は「子供たちが事件を目撃したかは不明だが、銃声を聞いていることは確かだ」とコメントしている。
ウワサによると、ジェイス一家は経済的に苦しい状況にあったようだ。ジェイスは2011年3月に自己破産しており、ハリウッド郊外にある自宅を手放すのも時間の問題とされていた。事件の夜も、二人はお金をめぐって言い争ったという。
『ザ・シールド』では、昇進を遂げる警察官役を演じたジェイス。TVシリーズ『サウスランド』『バーン・ノーティス 元スパイの逆襲』『メンタリスト』などにゲストで登場したほか、映画『フォレスト・ガンプ/一期一会』や『PLANET OF THE APES 猿の惑星』などにも出演している。(海外ドラマNAVI)