ドラマ版『コンスタンティン』、ヒロイン女優がまさかの降板!

米NBCで10月24日(金)に放送がスタートする新ドラマ『Constantine(原題)』。そのパイロットで、ヒロインのリヴ役を演じていたルーシー・グリフィス(『トゥルーブラッド』)が降板することになった。The Hollywood Reporterなどが伝えた。

『Constantine』は、DCコミック「Hellblazer」の登場人物にもとづいて作られる作品で、2005年の映画版ではキアヌ・リーヴスが主演を務めた。ドラマ版の脚本・製作総指揮を担うのは、ダニエル・セローン(『デクスター ~警察官は殺人鬼』)とデヴィッド・S・ゴイヤー(『ダーク・ナイト』『マン・オブ・スティール』)。

本作の主人公は、悪魔払いの経験を積み、黒魔術にも精通している探偵のジョン・コンスタンティン(マット・ライアン)。過去におかした罪に悩まされていたジョンは、結集しつつある暗黒の勢力から人類を守る役目を背負うことに。そして、強力なデーモンから狙われていた娘リヴも、コンスタンティンとコンビを組む。リヴは不思議な世界を見る能力をもつがゆえに、善と悪の戦いにおいて重要な鍵となる人物だった――というのがパイロットのストーリー。

シリーズ放送にあたっても、この二人がともに旅を続け、世界を恐怖に陥れる悪魔たちと戦う設定になるはずだったのだが、クリエイターたちが番組の方向性を変えたことにより、ルーシーの降板が決定してしまった模様。パイロットの撮り直しは行われないが、新たなシーンの追加により、リヴは物語から退場し、代わりに新ヒロインのゼッドが導入されるということだ。

コンスタンティンの右腕となる新ヒロインのゼッドは、原作コミックにも登場した超能力者のキャラクター。コンスタンティンとは好対照をなす性格で、ダークな過去をもち、多くの秘密を抱えているという設定だ。『ガブリエル ~不滅の愛~』『バーン・ノーティス 元スパイの逆襲』などに出演した女優のアンヘリカ・セラヤが演じることが決まっている。(海外ドラマNAVI)

Photo:ルーシー・グリフィス(c)Kazuki Hirata/www.HollywoodNewsWire.net