七王国が壮絶な王位争いを繰り広げる大河ファンタジードラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』。世界中で大ヒット中の本作シーズン5の新キャストが、先週サンディエゴで開催されたオタクの祭典「Comic-Con International」で発表されたことがわかった。米FANSIDEDが報じたキャスティングを、まとめたものが以下である。
(以下、ネタばれを含みますのでご注意ください)
■ドーラン・マーテル役(アレクサンダー・シディグ)
ドーラン・マーテルは、ドーンを統治するマーテル家のプリンス、サンスピア公。
ドーランを演じるスーダン生まれのアレクサンダーは、『ダ・ヴィンチと禁断の謎』のアル・ラヒム役で知られる。
■トリスタン・マーテル役(トビー・セバスチャン)
前出のドーラン・マーテルを父に持つトリスタンは、ドーンの継承者。
英オックスフォード出身のトビーは、ミュージシャン兼俳優。俳優としての出演作はまだ少ない新進俳優だ。最新作はSFファンタジー映画『After the Dark』。
■ミアセラ・バラシオン役(ネル・タイガー・フリー)
ミアセラは、表向きはバランシオン家のロバート・バランシオンとサーセイ・ラニスターの長女とされている。
イギリス出身のネルはシンガーでもある。女優としての経歴は浅く、TV映画『Mr.Stink』などに出演している。
■アレオ・ホタ役(デオビア・オパレイ)
アレオは、ドーラン・マーテルの兵衛として長期に仕えてきた長官だ。忠誠心が深く、長斧使いの名手として知られている。
デオビアの代表作は、ガンナー役を演じた『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』。
■イェザン役(エンゾ・シレンティ)
イェザンはターガリエン家のデナーリス(エミリア・クラーク)が法律で禁止する前に、奴隷売買で巨万の富を築いた。
イタリア系としてイギリスで生まれ育ったエンゾは演劇界の出身。映画『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』にも出演。
■ナイメリア・サンド役(ジェシカ・ヘンウィック)
ナイメリアは、オベリン・マーテルの2番目の私生児。
イギリス生まれのジェシカは、英ドラマ『Silk』のエイミー・ラング役で注目される。
■ティエネ・サンド役(ロザベル・ラウレンティ・セラーズ)
見かけよりも気が強く、二丁短剣の扱いを得意とする。
アメリカ生まれのイタリア人、ロザベルは、8歳でブロードウェイ・デビューを果たしたが、その後イタリアへ移住。2010年公開映画『The Whistleblower』で、国際色豊かなキャストの一人に名を連ねている。
■オベラ・サンド役(ケイシャ・キャッスル=ヒューズ)
恐るべき戦士オベラ。
ニュージーランド出身のケイシャは、映画『クジラの島の少女』で彗星のごとく現れ、13歳にして2004年のアカデミー賞主演女優賞にノミネートされた。
■ハイ・スパロウ役(ジョナサン・プライス)
王国へやって来た信心深く敬虔なハイ・スパロウ。
イギリス出身のベテラン俳優ジョナサンは、映画『G.I.ジョー』シリーズといった数多くの作品に出演している。(海外ドラマNAVI)
Photo:『ゲーム・オブ・スローンズ』
(C)2014 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO® and related channels and service marks are the property of Home Box Office, Inc.