新スピンオフ『CSI: Cyber』にラッパーの元バウ・ワウがレギュラー出演

ロングランシリーズ『CSI: 科学捜査班』の新たなスピンオフとして2015年1月から放送スタートする『CSI: Cyber』に、ラッパーの元バウ・ワウこと、シャド・モスがレギュラー出演することがわかった。

シャドが演じるのは、"ベビーフェイス"ことブロディ・ネルソンという名のオンラインハッカー。サイバー犯罪のプロだったベビーフェイスは、実刑を免れる唯一の選択肢として、裁判官にパトリシア・アークエットが演じる主人公のFBI特別捜査官、エイヴリー・ライアンに協力することを命ぜられる。ベビーフェイスはFBIと働きながら、世界有数のハッカーになるために訓練を積んだ深層ウェブを操作できないジレンマに陥り、シリーズを通じて苦しむことになるという。

同作のクリエイターであるアンソニー・E・ズイカーは、プレスリリースを通じて次のように述べた。「ジャドは若く才能ある俳優です。キャラクターを通じて若い視聴者に正しい行いとは何かを責任をもって伝えてくれることでしょう」。さらにズイカーは「作品には救済の物語とともに警告的なメッセージが込められています。ネルソン役には演技力だけでなく、規格外の回転の良さが求められていました。彼は両方を兼ね備えたユニークな才能の持ち主です」と太鼓判を押した。

シャドは子どもの頃、スヌープ・ドッグに見出され、13歳でラップ界にデビュー。以来、若い世代を中心にカリスマ的人気を誇るエンターテイナーとして成功を収めた。現在はラッパーのほかに俳優業、TV番組の司会業、アパレル・ビジネスなど、活躍の場を広げつつある。それに伴い、今年6月には今後バウ・ワウの名前を返上し、本名のシャド・モスで活動する意向をInstagram上で発表して話題を集めた。(海外ドラマNAVI)

Photo:シャド・モス
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