【ネタばれ】『Glee』シーズン6で、レイチェルが舞台のオハイオに戻る理由とは?

次にアメリカで放送されるシーズン6でフィナーレを迎える米FOXの大ヒット青春ミュージカルドラマ『Glee』。この最終シーズンで、舞台が従来のマッキンリー高校に戻ることは以前にお伝えしたとおり。ここでファンが気になるのが、ニューヨークに拠点を移したレイチェル(リー・ミシェル)が、どのようにオハイオ州ライマのマッキンリー高校と絡むかというところだろう。その答えがようやく明かされた。

(以下、新シーズンのネタばれを含みますのでご注意ください)

マッキンリー高校を卒業したあと、拠点をニューヨークに移し、前シーズンではブロードウェイのスターとして新たな一歩を踏み出したレイチェル。今週水曜日に米FOXが明かしたところでは、新シーズンでのレイチェルは、TV界に進出しようとして失敗し、挫折を味わったという設定。そしてマッキンリー高校のグリー部がスー校長(ジェーン・リンチ)によって廃部に追い込まれたと知り、グリー部を復活させ、新たな指導者になることを決意するという。

なお、米TV Guideによると、フィン役のコーリー・モンテースが昨年の7月に薬物の過剰摂取で急逝する前、クリエイターのライアン・マーフィーは、フィンをグリー部の新顧問に就任させ、シリーズの幕を閉じようと考えていたという。しかし、フィンのキャラクターが番組から退場してしまったため、レイチェルを指導者とする新たな構想に至ったようだ。

レイチェルが顧問になるということで、気になるのがシュー先生(マシュー・モリソン)の立ち位置だが、彼はファンが驚くような新しい仕事に就いているという。彼とブレイン(ダレン・クリス)、サム(コード・オーバーストリート)は新シーズンでも引き続きオハイオにいる設定となる。この二人も同様に新しいことを始めているらしい。

同局が発表したキャスト情報としては、先述のリー、ジェーン、マシュー、ダレン、コードがレギュラー出演するほか、カート役のクリス・コルファーとアーティ役のケビン・マクヘイルもレギュラーとしてカムバック。さらに、前シーズンで準レギュラーとして出演していたメルセデス役のアンバー・ライリーとビースト役のドット=マリー・ジョーンズの二人もレギュラーとして戻ってくるという。

『Glee』シーズン6は13エピソードで構成される。TV界のスターになるレイチェルを見てみたかった気もするが、グリー部の顧問としてのレイチェルの活躍ぶりも楽しみだ。(海外ドラマNAVI)

Photo:『Glee』
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