マーベル・スタジオが贈る、アクション・アドベンチャー映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』が全米で大ヒットを記録している。8月公開作品の中でオープニング興行収入新記録を樹立。既に『アメイジング・スパイダーマン2』を抜いて全米興行成績は2億5,673万ドル(8月27日時点:Box office Mojo調べ)に達し、2014年公開作のトップムービーとなることは確実とされている。
映画の大ヒットとともに今ハリウッドで最もノリに乗っているのが、本作で主人公の宇宙一ツイてないトレジャー・ハンター、ピータ―・クイルを演じるクリス・プラットだ。オーディションの時から抜きん出ていたというクリスの魅力について、ジェームズ・ガン監督は次のように語っている。「多くの候補者をスクリーン・テストした上でクリスを見ると、まさに"バーン!"という感じで、彼のオーディションが1分も経過しないうちに、"ついに見つけたぞ"と思っていました」。
当初クリス自身は、自分の身体は多くを求められるクイル役に適していないと感じていたらしく、あまりオーディションに乗り気ではなかったそう。しかし、そんな彼を思い直させたのは『ゼロ・ダーク・サーティ』における自身の演技だったとか。「『ゼロ・ダーク・サーティ』を観た人たちから、あの役にはSEALチーム6の隊員として説得力があったと言われたんだ。そこで僕はマネージャーに、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のオーディションを受ける心の準備は整ったと告げたんだよ」と語っている。
プラットが自信をもって作り上げたクイルは、威勢がよいプレイボーイで、敵を出し抜く悪知恵が働き、底抜けに楽観的で度胸満点の行動派。「まったく! クイルはしょうがないなぁ!」と言いながら、彼を見ているとなぜだか笑顔になってしまう、そんな雰囲気を持つキャラクターだ。
新ヒーロー像を生み出したクリスの魅力が溢れる本作。日本での公開が楽しみだ。
映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』は、9月13日(土)全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)
Photo:『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
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