「MoMA ニューヨーク近代美術館映画コレクション」、10月24日~11月9日で開催!

この秋行われる第27回東京国際映画祭では、東京国際映画祭・東京国立近代美術館フィルムセンター/シネマテーク・プロジェクトとの共催企画として、「MoMA ニューヨーク近代美術館映画コレクション」を、10月24日(金)~11月9日(日)までの期間、東京国立近代美術館フィルムセンターにて開催する。

「MoMA」の通称で知られるニューヨーク近代美術館。その映画部門は、イギリス生まれの映画評論家アイリス・バリーの献身的な活動により、1929年の美術館設立の6年後の1935年に誕生。それから80年、「MoMA」は22,000作品を超える世界最大級の膨大なコレクションと野心的な上映プログラムで、常に世界のフィルム・アーカイブ活動をリードし続けてきた。今回は、その中でも厳選された作品を「MoMA コレクション」として上映。映画のオリジナルの美しさを堪能できる貴重な機会となる。

映画草創期1905年に撮られた『ニューヨークの地下鉄』から、D.W.グリフィスやマック・セネットの短編、ウォルト・ディズニー自身がつくった貴重なアニメーション、ハワード・ホークスの初期の名作、ジョン・ウェインの映画デビュー作、1950年代ハリウッドの黄金時代を彩る作品群、若き日のマーティン・スコセッシ監督が自身の家族を撮った貴重なドキュメンタリー、さらには現在のフィルム時代の終焉を暗示するかのような実験映画まで、多様で魅力的な作品群が、美しいヴィンテージ・プリントで一挙上映される。

「MoMA ニューヨーク近代美術館映画コレクション」開催概要は以下の通り
主催:東京国立近代美術館フィルムセンター/一般社団法人コミュニティシネマセンター(シネマテーク・プロジェクト)/東京国際映画祭/モーション・ピクチャー・アソシエーション(MPA)/株式会社日本国際映画著作権協会
特別協力:ニューヨーク近代美術館
会期:10月24日(金)〜11月9日(日) ※10月27日(月)、11月3日(月祝日)は休館日
会場:東京国立近代美術館フィルムセンター大ホール (東京都中央区京橋 3-7-6)

芸術の秋、「MoMA」の映画コレクションの豊かさと独自性を心ゆくまで堪能してみてはいかがだろうか。(海外ドラマNAVI)

Photo:『真昼の暴動』



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