米アカデミー賞11部門の史上最多受賞に輝くピーター・ジャクソン監督が贈る、アクション・アドベンチャー超大作『ホビット』が、ついに感動のラストへ。『ホビット 決戦のゆくえ』が、12月13日(土)全国公開する。本作の主要キャラクターのビジュアルが初解禁となったので一挙紹介しよう。
本作の主人公は、平凡で臆病なホビット族のビルボ・バキンズ。『SHERLOCK シャーロック』『FARGO』などをはじめ、いまやTV、映画界で絶大な人気を誇るマーティンが演じるビルボ・バキンズは本当に愛らしさたっぷりだ。
そのほかのキャスト陣も超豪華。イアン・マッケラン、ケイト・ブランシェット、オーランド・ブルームら世界中で有名なベテラン俳優をはじめとし、今話題の映画『ドラキュラZERO』のルーク・エヴァンス、そして『LOST』のエヴァンジェリン・リリーらが名を連ねており、映画ファン、海外ドラマファンにとっては、どのシーンも見ごたえあるボリュームになっていること間違いなし。
ビルボ・バキンズは魔法使いと13人のドワーフたち仲間とともに、危険な冒険の旅に出る。エルフたちとの出会いを経て、衝突を繰り返しながらも進む彼らの目的は、一頭で国を滅ぼす恐ろしい竜"スマウグ"から、奪われた王国を取り戻すこと。しかしその先には、さらなる試練が待ち受けていた!
すべてが規格外の本プロジェクト。2001年の『ロード・オブ・ザ・リング』から始まったピーター・ジャクソン監督の旅路は、アカデミー賞史上最多11部門受賞、世界興行収入シリーズ累計約48億8757万ドル(4887億5700万円/Box Office Mojo調べ/1ドル=100円換算)突破などの伝説をつくり上げきたが、今回完結編を迎えるにあたって、更なる伝説樹立が色濃くなってきている。なんと『ホビット』のシリーズ製作費は、約799億円という史上最高額の巨費を投じられたことが、ニュージーランドで公開された財務諸表で明らかになり、先日世界中を驚嘆させた。
編集作業が最終段階を迎えるピーター・ジャクソン監督は、「正直言って、撮影が終わった時が一番心を揺さぶられる瞬間だったよ。この映画を完成させることは、ちょっと変わった感じで興奮させられるものがあった。なぜならそこには、少なくとも3本の映画に繋がる可能性があるからだ。僕自身は、本作にとても興奮しているし、とても満足している。この作品を世の中に出すことに誇りに感じている。」とコメント。集大成とも言えるシリーズにピリオドを打つ監督は、作品にいま全力で臨んでいるようだ。
永遠に語り継がれる"物語"が、今、観る者すべての胸にピリオドを刻む!『ホビット 決戦のゆくえ』は12月13日(土)新宿ピカデリー、丸の内ピカデリー他にて全国ロードショー
Photo:『ホビット 決戦のゆくえ』
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