【ネタばれ】『グレイズ・アナトミー』シーズン11で、パトリック・デンプシー演じるデレクが姿を消す!?

大ヒット医療ドラマ『グレイズ・アナトミー』のクリエイターを務めるションダ・ライムズが、番組の今後の展開を語った。ライムズによると、番組のメインキャラの一人であるデレク(パトリック・デンプシー)が舞台となるシアトルからしばらく姿を消すという。(以下、シーズン11のネタばれを含みます)

アメリカで11月後半から2か月間の中休みに入った『グレイズ・アナトミー』は、1月29日より放送が再スタート。休みに入る直前の第8話では、メレディス(エレン・ポンピオ)との激しい夫婦ゲンカをきっかけに、再びオファーされたワシントンDCでの仕事を受けることに決めたデレク。そして放送が再開された第9話では、デレクは一人で旅立つ準備を始める。

米Entertainment Weeklyに対し、ライムズは「番組は二つのロケーションで同時進行はしない」と話し、ワシントンDCでデレクのストーリーラインは展開しないと明言。「デレクはしばらく番組に登場しない可能性が高い」とコメントした。しかしそのままキャラクターが消えるわけではなく、「視聴者は必ずまたデレクに会える」と約束した。

加えて、シーズン10の終盤で登場した心臓外科の新チーフ、マギー(ケリー・マクレアリー)について触れたライムズ。マギーはリチャード(ジェームズ・ピケンズ・ジュニア)とメレディスの母エリス(ケイト・バートン)との間に生まれていた子どもで、メレディスにとっては腹違いの姉妹となる。ライムズいわく、シーズン11の現時点では、メレディスとマギーは「互いが互いにとってどんな存在なのかをまだ探っている段階」だという。単なる友達なのか、姉妹としての存在になるのかはまだ分からないが、二人の親交が深まることは確かなようだ。

そして、ライムズはマギーとリチャードの関係にも注目すべきだとし、さらにマギーが、母エリスがアルツハイマー病に冒されたことも含めて生みの母親の過去をあまり知らないことは、番組にとって「重要だと思う」と話した。どうやら今後、マギーは徐々にエリスについて知っていくことになるようだ。(海外ドラマNAVI)

Photo:パトリック・デンプシー
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