現在、日本でも公開中で、全米で大ヒットを記録している映画『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』(以下『フィフティ~』)。E・L・ジェイムズによる同名タイトルの官能小説を原作とした本作で、主役クリスチャン・グレイを演じたジェイミー・ドーナンが、続編に登板しないとの噂が立っている。
本作の主人公は、恋愛経験の少ない女子大生アナスタシア。大富豪のクリスチャン・グレイと出会った彼女が、グレイとSMの主従契約を結び、彼の倒錯した性の世界にハマっていくという禁断のストーリーだ。
米E!Onlineによると、映画の公開以降、"ジェイミーが本作の続編には出演しない"と報じられたことについて、彼の代理人が「スタジオ側が正式に続編製作にゴーサインを出していないのもあり、(ジェイミーの降板は)憶測に過ぎません」と声明文を発表。一部では、ジェイミーの妻アメリア・ワーナー(『光の六つのしるし』)が、SMやボンテージが満載の作品内容を不快に思っているのが噂の発端だとも言われている。
原作が3部作なうえ、全世界で興行的に好成績を収めているとあれば、続編の製作が期待されるのは当然だろう。そのことについて、アナスタシアのルームメイト、ケイト役で出演しているエロイーズ・マンフォードが語っている。 海外ファッション誌「Vanity Fair」が開催した 第87回アカデミー賞授賞式のプレパーティーでインタビューに応じた彼女が、「(続編については)いずれ分かるわ。今のところは映画が大ヒットして、みんな浮かれている感じよ。こんなにたくさんの人が作品を見に行ってくれるなんて感激よ!」と答えている。
『フィフティ~』の続編が製作されるかどうかについては、正式な発表がありしだいお伝えしていきたい。本作は現在、全国にて公開中。(海外ドラマNAVI)
Photo:映画『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』
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