ディズニー製作の実写版ミュージカル映画『美女と野獣』で、映画『ハリー・ポッター』シリーズのハーマイオニー役を演じたエマ・ワトソンがベル役に決定したことは、以前当サイトでもお伝えした。野獣役に人気俳優ライアン・ゴスリング(『ドライブ』)の名が浮上していたが、英人気ドラマ『ダウントン・アビー』のマシュー・クローリー役で知られるダン・スティーヴンスに決定したことが明らかとなった。
米The Hollywood Reporterによると、ビル・コンドン監督(『ドリームガールズ』)がメガホンを取る実写版は、第64回アカデミー賞で作品賞にノミネートされた1991年公開のアニメ版を下敷きとした作品となる。物語の主人公は、父の身代わりとなって野獣の家に幽閉された心優しく美しいベラ。人に心を開かない野獣だったが、ベラの優しさに触れるにつれ変化が表れるようになる...。二人の愛の力で、野獣にかけられていた魔法が解ける奇跡のラブストーリーが、エマとダンによって繰り広げられることとなる。
野獣役にダンが決定したニュースに加え、悪役ガストンに、映画『ホビット』シリーズのバルド役で注目されたイケメン俳優、ルーク・エヴァンスがキャスティングされたと報じられている。今のところ、エマとダンにルーク、そしてポット夫人を演じるエマ・トンプソンともに、主要キャスト全員がイギリス人俳優で固められている。デヴィッド・ホバーマン(『ザ・ファイター』)とトッド・リーバーマン(『21オーバー 最初の二日酔い』)製作による本作は、今年中に撮影が開始される予定だ。(海外ドラマNAVI)
Photo:実写版『美女と野獣』野獣役 ダン・スティーヴンス
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