『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』サム・テイラー=ジョンソン監督、続編の監督を辞退!

E・L・ジェイムズの大ベストセラー官能小説を映画化した『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』は、世界中で大ヒットを記録。メインキャストを演じたジェイミー・ドーナンとダコタ・ジョンソンが続編への出演料交渉中とのニュースが伝えられるなか、サム・テイラー=ジョンソン監督は続編でメガホンを取らないことが明らかとなった。

米E!Onlineによると、ジョンソン監督が続編の監督を辞退するとの声明を発表。「本作を監督できたことは激しくも素晴らしい経験となり、感謝でいっぱいの気持ちを込めてユニバーサル・ピクチャーズに謝意を示したいと思います。そして、ダコタとジェイミーをはじめとするキャストとプロデューサー、撮影スタッフと素晴らしい関係を築くことができました。ですが、続編で監督の座に戻るつもりはなく、続編と3作目でメガホンを取る監督の成功を心から願っています」と、述べている。

以前にジョンソン監督は、原作者のジェイムズと創造性における意見の食い違いで衝突し、撮影が困難を極めたことを認めている。情報筋の話によると、"監督は、原作に忠実に映画化することを望むジェイムズにうんざりしていた"とのことで、監督がジェイムズに向かって、「あなたは本を書いて、私は映画を撮るの」と言ったことが原因で、二人の間がギクシャクしてしまったと言われている。

そんな原作者と監督が衝突しつつ完成した作品は、全世界で5億5000万ドル(約650億円)という興行成績を叩き出している。(海外ドラマNAVI)

Photo:映画『フィフティ・シェイ ズ・オブ・グレイ』
(C)2014 Universal Studios