NTTドコモ(以下、ドコモ)が提供する定額制映像配信サービス「dビデオ」がサービスをリニューアルし、4月22日(水)より「dTV(ディーティービー)」としてサービス提供を開始することが発表された。
今回の発表は、本日4月2日(木)に行われた、dビデオ記者発表会「dビデオ MIKATA Conference 2015 映像のミカタを考える。」において出されたもので、具体的なサービス変更点も解説された。
発表された「dTV」の主なポイントは以下の3つ。
1. ユーザーインターフェース(UI)の一新。「ザッピングUI」と呼ばれる新UIにより、チャンネルを切り替えながら映像を選ぶことができる。レコメンド(おすすめ)機能も大幅に強化され、視聴履歴や性別、年代などからそれぞれのユーザーの好みに合わせた作品が自動で紹介されるようになる。
2. 視聴デバイスの拡大。リニューアルと同日の4月22日(水)に発売される専用アダプター「dTVターミナル」を利用することで、dTVをテレビで楽しむことができるようになる。全国のドコモショップなどで販売される「dTVターミナル」は、前述の「ザッピングUI」にも対応しており専用リモコンで操作することができる。
3. コンテンツの拡充。12個のチャンネルから約12万の映像作品を配信。さらに、dTVオリジナルコンテンツとして、『ニュー・シネマ・パラダイス』のジュゼッペ・トルナトーレ監督や、日本人クリエイターの紀里谷和明監督(『CASSHERN/キャシャーン』)といった大物監督を起用した作品が現在製作されている。
また、海外ドラマコンテンツでは、FOXチャンネルの放送作品で大人気シリーズとなっている『ウォーキング・デッド』などの最新シーズンも視聴可能。
これらのサービス拡張が行われるが、月額利用料は今までと同じく500円というのは嬉しいところ。また、ドコモ以外のキャリア利用者でも「dTV」の視聴は可能とのこと。今回の「dTV」誕生により、様々に展開されている映像配信サービスはますます盛り上がりを見せることだろう。
(海外ドラマNAVI)
Photo:dTV