米BBC Americaでシーズン3がスタートしたばかりの『オーファン・ブラック 暴走遺伝子』。個性的なクローン人間たちを巧みに演じ分ける主演女優タチアナ・マズラニーの演技が話題を呼んでいる本作は、意外に早く終わってしまうかもしれない。
E! Onlineが伝えたところによると、本作のクリエイターのひとり、ジョン・フォーセットは、シーズン5で完結させる用意があると話したということだ。
「大きな枠組みでシリーズを計画しています。調整をする余地はいつも残していますが、5シーズンの物語として取り組んでいます。シーズン5の終わりまでに、ある種の最終目的地に到達するでしょう」と話すフォーセット。
そして、今のところシーズン6以降を作るプランはないとも。「シーズン5が終わったあとに、もっと見たいというファンの声や要望がたくさんあれば、必要な再構築や新たな工夫を施すでしょうが、それが何かはわかりません。今は5シーズンで物語を語り尽くすことに専念しています」と、続けている。
さらに、現在放送中のシーズン3の終盤までに、驚くべき新事実がいくつか発覚し、シーズン4や5に向けて物語を突き動かす要素になるということだ。
クリエイターが行き当たりばったりではなく、物語全体の枠組みを考えて作っているのは朗報。だが、タチアナの驚異的な演技をもっと堪能したいファンにとって、5シーズンはもしかしたら短すぎるかもしれない。(海外ドラマNAVI)
Photo:『オーファン・ブラック 暴走遺伝子』
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