カーアクション映画『ワイルド・スピード』シリーズで大ブレイクし、2013年11月、交通事故で帰らぬ人となってしまった人気俳優ポール・ウォーカー。彼の遺作となる本シリーズの最新作『ワイルド・スピード SKY MISSION』で、ポールの代役を務めた実弟コーディーが本作について語っている。
本作の撮影中に急逝したポールの登場シーンはほぼ撮り終えていたため、彼にソックリな実弟の二人、コーディーとケイレブをスタントダブルとして起用し、なんとか公開にこぎつけた『ワイルド・スピード SKY MISSION』。米E!Onlineのインタビューに応えたコーディーが、亡き兄の遺作について胸中を吐露している。「もちろん、ポールは誇りに思ってくれてるはずさ。間違いなくシリーズのなかで最高の出来だからね。本作に関わるのはローラーコースターに乗っているような感じだったけど、ケイレブと一緒だったのが救いだったよ」と、兄を亡くした悲しみをこらえて撮影に挑まなければならなかった状況が辛かったことを明かしている。
さらに、「特に、ポールが出演した他の映画とは違って、何年にもわたって多くの人と関わってきた『ワイルド・スピード』シリーズだからね。この作品で、多くのファンが兄のことを覚えていてくれると思う。だから価値のある作品にしたかったんだ」と語り、映画の仕上がりを見る前はナーバスになっていたことも打ち明けている。
ポールの遺作となった『ワイルド・スピード SKY MISSION』は、絶賛全国ロードショー中。(海外ドラマNAVI)
Photo:『ワイルド・スピード SKY MISSION』
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