『ゲーム・オブ・スローンズ』映像スタッフが南アフリカでライオンに襲われ死亡

ジョージ・R・R・マーティン原作のファンタジー小説「氷と炎の歌」シリーズを映像化した大河ファンタジー・ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』。米HBOの同ドラマでVFX編集者として活躍していたアメリカ人のキャサリン・チャペルさんが南アフリカでライオンに襲われ死亡したと米VARIETYなどが報じた。まだ29歳の若さであった。

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近年、アフリカの野生生物保護活動に熱心に取り組んでいたチャペルさんは、6月1日(月)、南アフリカ・ヨハネスブルグ郊外にあるサファリパーク「ライオンパーク」にて、乗っていた車の窓を開けて写真を撮ろうとしたところ、飛びかかってきたライオンに噛みつかれたという。

ライオンパークの管理者が語ったところによると、9歳の雌ライオンはチャペルさんの首に勢いよく噛みつき、彼女は救急車が到着するのを待たずして出血多量で死に至ったそうで、
「彼らはずっと窓を全開にしていたんだ。完全な規則違反だよ」と、その行動に対して批判的なコメントを寄せている。

チャペルさんは『ゲーム・オブ・スローンズ』の他にも、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』や『GODZILLA ゴジラ』などの映画作品でもVFX編集者として活躍していた。

チャペルさんのご冥福をお祈りしたい。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ゲーム・オブ・スローンズ』
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