王室の『ゴシップガール』との呼び声高い、『REIGN/クイーン・メアリー』の魅力と楽しみ方

8月5日(水)にワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメントより発売される『REIGN/クイーン・メアリー』。『ゴシップガール』のようなガールズドラマの法則が詰まっている本作だが、この物語の舞台は16世紀。時代は違えど、女子を虜にするドラマには共通点があるようだ。

まずは「美男美女率が高い」ということ。「アッパーイーストサイドに控えめな容貌の人間はいないんですか?」と思わずにはいられなかった『ゴシップガール』。キレイな容姿の主人公たちがたくさん出てくるのは『REIGN/クイーン・メアリー』も同様で、女王メアリーはもちろん、彼女に仕える侍女にも美女ッ子が勢揃い。さらにはそれぞれの恋のお相手も美男ばかりで、「16世紀のフランス王室はそんなに素敵な人たちばかりいるんですか?」という気持ちになる。

そして、ファッションが素敵ということも共通点のひとつ。『ゴシップガール』や『The OC』では、放送後に登場人物が着こなすファッションアイテムを求め、番組に問い合わせが殺到するという現象が起きたというが、本作でも、現在アメリカでは同じ現象が起きているという。「歴史ドラマ」として本作を観ようとすると突っ込みどころが満載なのだが、これはあくまでもガールズドラマ。16世紀が舞台であるにもかかわらず、王室ファッションに現代のアイテムが用いられているので、「メアリーみたいな格好がしたい!」と思いながら楽しむのがオススメだ。

最後に、美男美女がキラキラだからといって、物語が面白くなければドラマシリーズとしては失敗。だが『REIGN/クイーン・メアリー』では、愛、欲望、陰謀、政略の物語が主人公のメアリーを翻弄、一難去る間もなく次の災難が襲ってくる怒涛の展開や恋のロマンスがびっしり詰まっているので心配は無用。過去の大ヒットガールズドラマ作同様、いつのまにかついついハマってしまうこと間違いなしだ。ワーナー・ブラザースの新たなガールズドラマ大作に期待したい。

『REIGN/クイーン・メアリー』ファースト・シーズンは、ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメントより、8月5日(水)コンプリート・ボックス(全22話)発売。(価格14,300円+税)。また、DVDレンタルは、Vol.1~Vol.6が同じく8月5日より、Vol.7~Vol.11は8月19日(水)より開始となる。(海外ドラマNAVI)

Photo:『REIGN/クイーン・メアリー』
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