今年3月に英人気ボーイズグループ、ワン・ダイレクション(以下1D)からの脱退を表明して、世界中のファンにショックを与えたゼイン・マリク。‟普通の22歳になりたい"との理由でグループを脱退した彼が、「本物の音楽を作りたかった」と本音を打ち明け、RCAレコードと契約したことが明らかとなった。
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米E!Onlineによると、7月29日にゼインは、「どうして僕が脱退したか説明していなかったけど、それはこの瞬間のためだったんだ。本当の僕を見せるためだったんだよ!」とのコメントに、‟#realmusic(本物の音楽) #RCA (RCAレコード)"のハッシュタグを付けて、1500万人を超えるフォロワーに向けてツイート。さらに続けて、笑顔で契約書にサインするゼインの白黒写真と、‟本当の僕"を意味するハッシュタグ「REALME」も投稿されており、1D脱退の本当の理由は、自分の作りたい音楽を作るためだったことを暗に示している。
そして、英人気オーディション番組『Xファクター』の審査員で、1Dの生みの親でもあるサイモン・コーウェルも、ゼインに祝福の言葉を贈っている。「我々は、しばらくゼインのソロ契約に取り掛かっていた。ゼインがRCAレコードと契約したことについて、‟おめでとう"と言葉を贈りたい。彼にとって、ソロのキャリアを積むには最高のレーベルだと思うし、リリースする作品は特別なものになるだろう」と、ツイートしている。
今のところ、1Dの残りのメンバーから、ゼインのRCAレコードとの契約に対するコメントはない。現在、1Dは、ゼイン脱退後としては初となる北米ツアー中で、10月31日にイギリスのシェフィールドにてツアーの幕を閉じる予定。(海外ドラマNAVI)
Photo:ゼイン・マリク
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