米CWが「もうDCコミックのスピンオフは製作しない」

DCコミックをドラマ化した『ARROW/アロー』とそのスピンオフ『THE FLASH/フラッシュ』、さらに2016年に『Legends of Tomorrow(原題)』の放送を予定している米CWが、もうDCコミックのスピンオフは作らないと発表している。

英Digital Spyによると、CWの社長マーク・ペドウィッツは「去年の今ごろは、『ARROW/アロー』『THE FLASH/フラッシュ』に続くスピンオフは予定になかった。だが2本のドラマに登場するキャラクターから、3作目を作るべきだと考えるようになった。あとはスピンオフは製作しない」と話している。

CWは、スーパーマンの従妹スーパーガールが主人公となるDCコミック原作『Supergirl(原題)』を見送り、『Supergirl』はCBSで今年の秋から放送されることになった。ペドウィッツはこの決断を後悔しており、「当時『ARROW/アロー』と『THE FLASH/フラッシュ』を製作していて、新しいDCコミックのドラマは考えていなかった。今から思うと、作るべきドラマを見逃した」ともコメントしている。

DCコミックの映像化といえば、キアヌ・リーヴス主演の映画『コンスタンティン』も2014年にドラマ版が米NBCで放送されたが、1シーズンで打ち切りとなった。ドラマで主演を務めたマット・ライアンは『ARROW/アロー』に同じ役で出演することが決まっている。(海外ドラマNAVI)


Photo:『ARROW/アロー』<サード・シーズン>より
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