映画『パパが遺した物語』、アーロン・ポールがドラッグディーラーから理想の彼氏へ!

映画『幸せのちから』で父と息子の絆を描いたガブリエレ・ムッチーノ監督が再び親子の絆を描いた最新作『パパが遺した物語』が、10月3日(土)より全国公開となる。本作でアマンダ・セイフライドの恋人役を演じるのが『ブレイキング・バッド』のアーロン・ポールだ。二人のコメントが届いたので紹介しよう。

本作では小説家の父・ジェイクをラッセル・クロウ、成長した娘ケイティをアマンダ・セイフライドが演じている。小説家の父から最愛の娘へ、時を超えて贈り届けられた"愛の物語"を軸にストーリーは進んで行く。

ジェイクは、妻と幼い娘ケイティの3人で幸せに暮らしていたが、ある日事故で妻を亡くし、自分も後遺症に悩むことになる。小さな娘を男手一人で育てようと必死で新作小説を執筆するも、批評家からは酷評されてしまう。経済的にも、健康面からもケイティに対しての養育能力を疑われたジェイクは、唯一の家族であるケイティとの生活を守るために、すべてをかけた新作小説を書き始める。それは、自分と娘についての物語だった――。そして20年後、成長したケイティは心に悲しみを抱えていた。愛を見失い、自暴自棄に生きるケイティ。そんなある日、ケイティは父の小説の大ファンだという青年と出会う。

その青年・キャメロン役を演じたのが『ブレイキング・バッド』のジェシー・ピンクマン役で大ブレイクしたアーロン・ポールだ。本作ではケイティの父ジェイクの小説を敬愛する小説家志望の誠実な好青年を演じており、『ブレイキング・バッド』を経て着々とキャリアを積むアーロンの"良さ"が全開。アマンダとのシーンでも、誠実で自然な「彼女を大切に思う優しい男の姿」を見事に演じている。

「すごく正直で、純粋で、真実味があった」と本作の魅力を語るアーロンは、本作の脚本を読みすぐさま出演を決めたという。また、アマンダとの共演も出演を決めた理由のひとつであったようで、「アマンダがケイティ役、ラッセルが彼女の父親役と聞いて、チャンスに飛びつかずにはいられなかったんだ」とその熱い想いも明かしている。

そんなアーロンとアマンダ、実は2006~2011年に放送されたHBOのTVドラマシリーズ『ビッグ・ラブ』で共演していたこともあるのだ。アマンダはアーロンについて、「アーロンとはとても仕事がしやすかった。すごく魅力的で、感じがいいし、ケイティとして彼に惹かれるのは簡単だったわ」と絶賛。アーロンもまた「僕はずっとアマンダのファンだった。何年も彼女と共演できてラッキーだと思っていたから、また一緒にやれたのは素晴らしいことだよ」と語っていることからも、二人の相性のよさが垣間見える。

本作にはそのほかダイアン・クルーガー、ジェーン・フォンダ、オクタヴィア・スペンサーら実力派女優が多数出演。さらに幼少期のケイティをカイリー・ロジャーズが愛らしく演じている。また、『ANNIE/アニー』でアニー役を堂々と演じ、ゴールデン・グローブ賞主演女優賞 (ミュージカル・コメディ部門)にノミネートされたクヮヴェンジャネ・ウォレスも、大人になったケイティにとって重要な役割を果たす少女・ルーシー役で出演している。

豪華個性派スターが共演する感動作『パパが遺した物語』は、10月3日(土)新宿ピカデリー、丸の内ピカデリー他にて全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)

Photo:『パパが遺した物語』
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