ダニエル・クレイグ主演のジェームズ・ボンド最新作『007 スペクター』の主題歌を、グラミー賞受賞アーティストのサム・スミスが書き下ろしたことはすでにお伝えしたが、今回、その楽曲「Writing"s On The Wall」のミュージック・ビデオが到着した。
このビデオには、『007 スペクター』でこれまで明かされていなかった映像も数多く含まれている。ダニエル演じるジェームズ・ボンドとモニカ・ベルッチのラブシーンや、ボンドとレア・セドゥの共演シーンもあり、12月4日の公開が待ち切れないファンは必見だ。また、ボンドのように黒いスーツを着て髭を生やすというサムの新鮮な姿も見ることができる。撮影場所はローマ（イタリア）、エッツタール（オーストリア）、オーバーティリアッハ（オーストリア）、タンジェ（モロッコ）など複数の国に渡り、今年1月から8月までの長期にわたって撮影された。
今年2月のグラミー賞で最多受賞を果たしたサムの新曲ということもあって、9月25日に世界一斉デジタル配信開始された同楽曲は、すでに12の国と地域のiTunesで第1位を獲得。また、全英シングル・チャート第1位という、『007』の主題歌として史上初の快挙も達成している。
なお、主題歌のタイトルである"ライティングズ・オン・ザ・ウォール"とは、"災いの兆し"の意。その言葉が意味する通り、この映画の中でMI6の存在意義の追求や悪の組織"スペクター"との死闘といった絶体絶命の危機がボンドに差し迫る中、"全てを賭けたら、倒れても貴女は僕を受け止めてくれるだろうか？ どう生きればいい？ 愛を感じたいんだ"と、サムが劇中のボンドの気持ちを代弁して伝えている。
『007 スペクター』は、12月4日（金）より全国ロードショー。（海外ドラマNAVI）
Photo：サム・スミス
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