12月18日(金)より全国公開される『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』。スター・ウォーズ・イヤーとなる今年は、第66回さっぽろ雪まつりの「雪のスター・ウォーズ大雪像」、最高6時間待ちと大好評の「スター・ウォーズ展 未来へつづく、創造のビジョン。」、青森県田舎館村の「田んぼアート」、青森ねぶた祭りでの「スター・ウォーズねぶた」といった関連イベントが日本各地で開催されてきたが、この度、鳥取砂丘で砂像「砂のスター・ウォーズ」がお披露目された。
史上初めてルーカスフィルムが公認し、ウォルト・ディズニーがデザインの監修に携わる形で登場キャラクターが制作された砂像アート。高さ3.4m×幅7.4m×奥行4.2mの"砂のスター・ウォーズ"は総重量なんと160トン! 10tトラック16台分の砂を使用し、水の使用量は100トン、さらに2ヵ月をかけて制作され、鳥取砂丘市営駐車場に展示されている(12月末まで展示予定)。
そのお披露目には、自身もスター・ウォーズ ファンだという深澤義彦鳥取市長、砂像制作に携わった鳥取砂丘砂の美術館総合プロデューサー茶圓勝彦氏が登壇した。深澤市長は、「この『スター・ウォーズ』の砂像を通して、"砂像のまち鳥取"を全国、全世界の人に知ってほしい」とコメント。茶圓氏は、「宇宙空間を砂で表現するのは新しい挑戦でした。Xウィングやタイ・ファイター、ミレニアムファルコンが飛ぶ臨場感を表現するのに苦労しました。また、キャラクターのディテール、特にC-3POの腕の部分などはとても難しかった」と制作時の苦労を振り返りつつ、「この砂像は、一番上部分が"宇宙空間"、その下に"キャラクター"、そしてその下に"鳥取砂丘"を表現しています」とコンセプトを説明した。
続いて『スター・ウォーズ』の人気キャラクター、C-3POが現れ、自身や長年の相棒であるR2-D2、新キャラクターBB-8の砂像を満足そうに確認。また、日本初登場となる、より現代的なデザインのストームトルーパーも視察に登場し、県内外から集まった観衆を大いに沸かせた。
さらに、昨年"世界最大の傘踊り"としてギネス認定された<鳥取しゃんしゃん祭り>で使用される"しゃんしゃん傘"を使ったスター・ウォーズ オリジナルの傘踊りを、集まった園児たちが披露している。
リアルな砂像によってさらに熱が高まったに違いないファン待望の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』は、12月18日(金)より全国公開。(海外ドラマNAVI)
Photo:"砂のスター・ウォーズ"
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